もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

ワクチン接種は思いの外辛い

新しい仲間

子供のように走り回ったミツバチの捕獲作戦も終わり、入居したハチさんもしばらくは子育てや、貯蜜の時期に入る。今年は既存の巣から分蜂した蜂は1群捕らえただけで、3群は何処かへ飛んでいった。

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しかしながら「柿が食べられんごつなると」嫁に怒られながらも、柿の木の高い枝を切ったおかげで1群低い位置に留まってくれた。巣箱に移して結局すぐに逃げてしまったが、来年はこの場所が期待できそうだ。

血縁が近くならないように離れた地区からのミツバチ捕獲を試みているが、今年も熊本市内に住んでいる姉のところに待ち受け箱を置いた。最近ガーデニングに凝っていて庭に結構な花が咲いている。待ち受け途中の状況は分からなかったが、2週間ほどして見に行くと、どうも入居しているようだ。夜になり巣箱にお戻りになった蜂を巣箱に閉じ込め、20k程離れた自宅へもって帰った。

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巣箱の上部でサボっている蜂は多いが、勢力旺盛でいい蜂群である。姉の住んでいる近くに立田山自然公園がある。ここには、細川家の菩提寺泰勝寺跡があり、ガラシャ夫人のお墓もある。自然豊かな森があり、多分この付近に生息していたミツバチと思われる。

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今年は、右側の自宅分蜂ハチアパートと左側のガラシャアハチパートの2群が新たな「ハチのリゾート」の仲間になった。9月には去年より多く家賃が頂けるようだ。

ワクチン接種

熊本市のワクチン予約は失態が相次ぎ、そのたびに大西市長は気の毒な位頭を下げていた。我が町ではスムーズに予約ができているものと思っていたが、1回目の予約ができなかった人が結構いるようだ。スマホは持っていても、ネットにアクセスしたり、IDやパスワードなどの言葉もわからず、電話も話し中で繋がらないケースがあったようだ。その後、自分たちの住んでいる区内でワクチンの予約支援を回覧板で回したら、結構な人達の申し込があった。個人情報に注意しながらも、スマホやパソコンが使えて平日操作できる暇人を集め、予約日に一斉に申請者の希望場所に申し込んだ。皆自分が担当した受け持ち分が取れないでは申し訳ないので、緊張しながらもそれぞれ自宅で作業を行い、1時間ほどで申込者全員の予約が終了した。おかげで4月に新しく就任された区長の株が随分上がった。

おまちかねのワクチン接種日が来た。前日母を連れて行って、翌日嫁と2人で町のかかりつけ医院にいった。ここには、高血圧で通院しており、毎月1回薬をもらいに行く。女医さんで診察より、世間話で終わってしまう。たまに我が家の珈琲と蜂蜜を貢物としてもっていく。そのたびに機嫌が良くなる。宇宙飛行士の山崎直子氏とお友達?だそうで、ツーショット写真が机の上にある。診察の腕のほうはよく分からないが、注射は上手である。ほとんどの注射は先生がするし、あまり痛くない。テレビで何度もワクチンの注射風景は流れていたし、大した痛さも後遺症もないだろうと思っていた。確かに注射はチクッとしただけだったが、その日の夜になり腕が結構痛い。体もだるくて倦怠感がある。翌日も腕の痛みは治まらず痛みの範囲が広くなった。体のだるさも波があり、よかったり悪かったりだ。体内にある長年培った各種の免疫や、ミツバチ毒解毒細胞、危機管理細胞などがコロナワクチンの受け入れを拒否しているのだろうか? 何とか細胞同士折り合いをつけ穏便にすませていただければ助かるのだが、あまり接種後の症状は報道されないのでこんなはずではと思っていた。3日目になり嘘のように腕の痛みが消えていた。気分も爽快ではなかったが、普段通りで体になじんでくれた。人にもよるだろうが、やはりインフルエンザワクチンに比べると体の違和感や辛さは大きい。

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梅雨に入り不規則に大雨が降る。毎年6月上~中旬に庭木のシャラに一番花が咲く。「沙羅双樹」から来た木の名で花は1日で落ちてしまう。

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今日一番花が咲いた。例年より10日以上早い。この分だと夏の暑さも6月から始まるだろう。コロナ対策に熱中症まで心配せねばならぬ。

 

 

郵便受けを作る

お騒がせ一件落着

逃走中のアミメニシキヘビがやっと捕獲された。毒は無いといったものの、3m程もある蛇に出くわせたら1ヶ月は夢に出てくる。捜査隊は腰が引けながらも何日もアパート周辺を大掛かりに捜索していたみたいだが、その手の専門家は近場に潜んでいると言っていた。人の考え方からすれば、周りは川あり、林ありの絶好の隠れ場所があるので、そちらに逃げそうなものだが、東南アジアの暖かい所に住んでいるアミメさんとしては、暖かい部屋の中に隠れたほうが快適で安全である。結局逃げた部屋の屋根裏に隠れていた。TBSの情報番組で、へびさんはホームステイを守っていたそうである。思わず「座布団2枚」と言ってやった。

活躍できなかった杏酒

梅雨入りが早すぎて、樋の掃除や畑の水路掃除など準備が間に合わず、一部大水が畑に浸入してしまった。この先ずっと長く梅雨が続くのか心配である。それでも隣の庭には「ニオイバンマツリ」が花盛りになった。

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この鮮やかな花の隣に杏子の木があり毎年たわわに実をつける。今年は梅雨の洗礼を受けながらも、変わらず大きな実をつけている。

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持ち主は隣であるが、自由にちぎっていいと言われているので、去年の今頃杏酒を作った。レシピ通りに作り、3か月程経ってから飲んでみた。期待に反してゲロマズだった。

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結局盃1杯程飲んだだけでお蔵入りとなった。1年ぶりに引っ張りだしたが、飲む気がしない。もともと飲めないタイプで缶ビール飲んだだけで、鬼ヶ島の赤鬼のような顔になる。しかし、ビールは好きで銀河高原ビールや、キリンのハートランドは特にうまい。このよどんだ杏酒には未練もないので、捨ててもいいのだが、もったいないので来年のスズメバチトラップの材料にしよう。 

郵便受けをつくる

雨の中、郵便配達さんが来た。郵便受けに入れた後すぐに取ったのだが、大事な書類が雨で少し破れていてべとべとだった。ここ数年何度か郵便局のあきれた 対応があった。ひどかったのは年賀状の住所間違いでハガキが返ってきた。この住所はありませんとゴム印が押されていた。発送先相手に確認するも、住所の間違いは無いという。郵便局に問い合わせると、配達した者の間違いで、そのハガキを窓口に持ってくれば新しいハガキと交換するといわれた。何の理屈か解らないが、ハガキを取りに来て再配すればいいだけの話だが何とも首をかしげる。他にも3件ほどあるが、対応にあきれるので相手にしないことにしている。そんなわけで、古くなった郵便受けを雨から守るため、新しい郵便受けを作る事にした。

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これは以前廃材で作ったもので、前面からの雨の進入と、箱のサイズが小さいので、今回は二回り程大きなものを作る。

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材料は勿論その辺の廃材やら部品やらである。我が家に眠る板材は灰になるまで主人に尽くさなければならない。

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外枠を作り、オプションを考える。取っ手、文字入れ、のぞき窓、そして最後に塗装をしつらえる。

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屋根の部分が少し狭かったので、雨が進入しそうである。屋根を変えるのも面倒だから、板をつぎ足し設置した。

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なんか物足りない。そうだハトポッポがいない。中が丸見えである。

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この木彫りは前のポストから頑張っているので、ポッポの色もあせているが、樫の木の枝に留まらせてやった。これで、雨の日に慌てて郵便物を取りにいかなくてもそんなに濡れる心配はないだろう。

イノシシ対策にハリマオを買う

コロナワクチン

5月6日からワクチン接種の予約が始まった。事前に届いた書類をもとに希望の場所で接種ができる。我が家には3枚届いた。100歳になる母はどうだろうと思ったが、週3日デイサービスに通っていて感染確率が高いので、最初に申し込んだ。自分と嫁は翌日の予約で空きがあったので、同時間で予約を入れた。コロナワクチンについては、各地で混乱が起こったり、予約に手間取るような事をニュースでやっていたが、さすがに田舎町で人口も少ないからネットで15分程で終了した。

お隣の中国みたいに、有無を言わさずロックダウンできるところはいいが、自由主義社会においては、今のところワクチン頼みである。毎日過去最高の更新が続いており、医療機関の破綻が起きないようにワクチンを打てる者から早く打った方がいいだろう。

国会審議で、蓮舫さんが馬鹿げた質問をした。「外国のアスリートと国民の緊急搬送が同時に発生した場合、どちらを優先するか?」総理があいまいな答弁をしていたので「国民でしょ」とあきれた口調で発言していたが、普通に考えれば深刻な者や弱い者が優先されるべきで、アホみたいな質問と判断力の無い答弁に、深刻にコロナウイルスの対策を考えているのかと疑問に思う。

今のインドでは毎日40万人程が感染している。医療用の酸素不足で悲鳴を上げている。もうずいぶん前になるが、仏陀に興味を持ち始めた頃、仏陀が生まれた地や街を見たくなり、インドに行った事がある。ベナレス(バラナシ)の近くにサルナートという聖地がある。仏陀が悟りを開き最初に説法を行った場所で、大きな寺院の遺跡がある。そこから10キロ程離れた場所にヒンドゥ教の最大聖地であるガンジス川の沐浴場があり、上流で死体が焼かれ灰は川に流されていた。その下流では沐浴し、人は密着し皆最高の喜びに浸っている。より良き人生に生まれ変わる事を信じているからだ。テレビのニュースでは、コロナで亡くなった沢山の人達が、広場で薪に覆われ、荼毘に付されるところだった。ガンジス川に流される事が最大の願いだったろうが、死者が多くてその願いがかなうことは無いだろう。インドの変異ウイルスは厄介で、瞬く間に感染者を増やしている。ワクチンで大きな効果を上げなければ益々の脅威になっていく。

農作業と害獣との戦い

ここしばらくは、ミツバチの捕獲作戦や嫁の野菜の手伝いで大変忙しかった。さらに娘一家が同居することになり孫の子守もついてきた。娘たちは、新築準備中で完成予定が大きくずれ込んだため、しばらくの間ではあるが、時には保育園の送り迎えなどの大役も仰せつかった。

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今年は嫁の生産計画が、本格的に始動し、野菜も2カ所の畑でいろんな作物が植えてある。自分は畝を作ったり、網を張ったりと、ハード部分を担当しているが何かにつけ手間が掛かるので、何とか工夫して効率化を図るようにしている。

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今年からは、甘藷の苗を仕立て完全無農薬甘藷を栽培する予定だが、収穫時期になるとイノシシさんが、畑を荒らしにやってくる。近くの専業農家さんは、電気牧柵を設置し防御に備えているが、設備投資が大変なので他の方法でなんとかせねばと思っていた。近くの有機農家さんところにズッキーニの苗をもらいに行ったとき小型の🐯を発見した。イノシシに結構効果があり「価格も安いから2匹ほど買って寝ずの番をさせたらいい」と教えてもらった。

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早速近くのホームセンターで1匹仕入れて、猫の弥太郎に試してみた。一瞬3m程驚いて後すざりしたが、すぐにニセモノとわかり近寄ってきた。それより虫歯が痛くて機嫌が悪く、できればインプラントの入歯にしてもらいたいようだ。

人間はどうだろうと、もうすぐ2歳になる孫娘に見せてみた。

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さすがに生き物とビニールの造りは簡単にバレて、驚くどころか喜んで抱きついてきた。いつも近くの牛舎に牛さんを見に行っているので、収穫した野菜の切れ端をもってきて食べさせている。これでイノシシが驚くか少し不安になった。

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今年も自然に増え続けていく、パクチーの花が満開で、我が家のミツバチも花粉を取りにきている。その陰からひそかに敵を伺うようにハリマオをつないだ。

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よくみると、若冲のトラに似てない事もないが、風に揺られて怪しく動くのだ。しかしイノシシは夜行動するので、果たして目に見えるのだろうか?本番は秋の収穫時期なので、もう1匹650円のトラを奮発して害獣に備えてみたい。行けハリマオ、僕らのハリマオ。

 

ハチのリゾートへご入居

春の共同作業

恒例の春の区役が100名程の参加で行われた。年2回春と秋に道路端の草刈り作業が実施される。田舎なので、刈払い機を多数持ちより、さらに畜産農家から、フロントローダーや2tダンプも登場する。

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年々、参加者の高齢化は進行しているので、皆が集まる共同作業はいつまで出来るきるか分からない。

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ここ数年若い方達の転入も多いが、自治会活動や地区行事への参加など、負担に思う人も少なくない。今の社会が新型コロナの事もあり、個の生活にシフトしている事もあり、中山間地帯のコミュニティーの衰退問題はどこも同じだろう。それでもそこそこ歳をとれば、それなりに参加してくると思うので、その時を期待したい。

ついにミツバチ御一行様「マンション入居決定」

分蜂時期本番を迎えたが、蜂仲間の間でも今年は分蜂が少ないみたいだ。捕獲したり逃げたりと、泣き笑い話はいつもの事だが、全体に活気が無い。

1回目の分蜂はとんでとんでとんで回って回って逃げて行ったが、2回目はついに捕獲した。

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オスバチを伴いあたり一面蜂三昧で、巣の上をぐるぐると回り始めた。この日は結構風があり、低い所に集合するだろうとは思っていた。

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巣から5m程離れた待ち受け箱のキンリョウヘンに集まりだした。このまま巣箱に入ってもらえば非常に助かるのだが、キンリョウヘンを置いている台の下に蜂球ができた。

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捕ってくれと言わんばかりの低い所に集まっている。今までハシゴを駆使して取っていたが、今度は膝を立ててからでも取れる位置だ。

もっと上であれば自分達で入居するのだが、このパターンは自分では入らないし、ここに無理して入れても逃げてしまう。とりあえず、お手製のクラゲ型捕獲機ですくい取る。

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ほぼ豆腐2丁分くらいである。まだ近くでブンブンしているが、女王バチさえ確保していれば、そのうち付いてくる。

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巣箱の下から捕獲したミツバチを移す。蜂は暗くて高い所を目指すので、下から追い放すとハチの滝登りが見られる。安堵する瞬間だ。

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毎年手の甲を刺されてしまう。手袋はしているが、隙間からやられる。毒を吸い取るポイズンリムーバーは用意しているのだが、捕獲中は顔を刺されようがそれどころでは無い。その後あわてて吸っても大した効果は無いが一応吸ってみる。もう何回も刺されるので、体の抗体がその都度強力に反応する。ある意味体の防衛部隊はちゃんと仕事をしているので、抗体に感謝しなければならない。この後もう少し手が腫れて、名物綿屋の日吉饅頭みたいになる。

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よく嫁が買ってくる。昔ながらの饅頭で大変美味しい。

手が腫れる事より、痒いのが我慢できない。強力ムヒを余分に塗っても痒さは変わらない。最初氷で冷やして熱ピタを張るのが一番いい。

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3日後育児担当の女官バチが幼児のご飯になる花粉をわきに抱え帰ってきた。女王バチも健在で、住み着く覚悟である。もう安心である。

今年の9月に家賃を頂くので、雨風暑さの管理をちゃんとしなければならない。順調にいけば、昨年並みには穫れるので、舌を長くして待っている者は楽しみにしておれ。

 

 

 

 

 

 

ビニールマルチ張機「張る一ワーク」初号機を作る

熊本地震あれから5年」

熊本地震から今日で5年になる。新緑の若葉がまぶしく、そしてちょっと肌寒い今の時期になると自然に当時の事を思い出す。1回目の地震は大した被害は無かったが、念の為翌朝キャンプ用のテントを庭に設営した。2回目の大きな地震が夜中だった為、年寄りと子供をテントの中に寝せて、分かれて車の中で一夜を過ごした。

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余震が多くてまた起きるかと不安になりながらも、翌日から1日を何とか過ごして少しづつ出来る事をやった。一気にモノ不足となり代用したり分け合ったりした。只、家族にケガも無かったので、そんな悲壮感はなかった。時間がたてば何とか暮らせるようにはなるだろうと思っていた。

この5年で、交通インフラはほぼ復興し、新しい道路さえ開通した。先月阿蘇大橋が完成したが、ここには一人の大学生が犠牲者となった。

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前日被災した友人に水を届けて、阿蘇の実家に帰る途中であったらしい。ご両親がテレビに出ておられたが、今でも千羽鶴を折られていて、自分が死んだら子供に届けるとおっしゃっていた。遺族になれば、いつまでも復興することはないのである。

「ビニールマルチ張機」

嫁が野菜を作るさい、雑草防止と地温を上げるため、黒いビニールを張る。結構大変な作業で、畝立てとビニール張りが一度にできる機械が欲しいのだが、多種多品目の利益の出ない我が家の農業では面倒だが手作業となる。当然自分に手伝いの要請があるので、何とか一人でマルチ張ができる要、ビニールマルチ張機を作る事にした。機械といっても簡単な構造で、実際ネットで5千円から1万円位で売ってある。部品もさほど要ず、不用品を利用すればすぐにできそうだ。

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不要になった20mmの棒と、UHFのアンテナを分解し、ハウス資材を買い足した。片方の棒にビニールの芯をさしてコロコロと引くようにできれば完成である。

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この作業は、二人居れば両方から棒を持って引っ張れば可能だが、風がある時はビニールが舞い上がるので、なるべく腰を屈めなければならない。土の上をコロコロとした方が上手に張れるのだ。

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完成したので、芝生の上で使ってみた。コロコロと中々よろしい。以前嫁が肥料降りに苦労していたので、「人動肥料降り機」キンジロウを作った。とても楽で、作業が早いと大変好評だった。これも早速畑で実践してもらう。

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一人で横から棒をもち、コロコロと進んでいく。これも作業効率が良くて、一人でもマルチ張が楽になったと褒めて頂いた。それではと、作業をまかせ気になるミツバチの分蜂状況を見に行ったら、今にも飛び立とうとしている。

嫁が畑から帰り、機械が分解して壊れたしまった。さらに改善点をいくつか賜った。

1、ビニールマルチの交換作業が大変である。2、135㎜のマルチが使えない。3,強度が低い これでは使えないとの事だった。

本体の規格、部材を一から見直しホームセンターハンズマンに脱兎のごとく走り、2500円の費用を投資し「張るワーク2号機」を完成した。

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長さを拡大し、60cm~135cm迄のビニールマルチに対応し、サイドを鉄板にした。マルチ交換の際、取外しを電線のねじりを取るだけで交換できるように道具なし組み換えを実現。今なら金利負担なし。今度は褒めてくれるだろう。

 

はちマンション家賃ゼロキャンペーン中

ミャンマーが軍事クーデター

ミャンマーが大変な事になっている。軍が丸腰のデモ隊に発砲し、毎日犠牲者が出ている。随分前になるが、父が太平洋戦争中にビルマのラングーン今のヤンゴンの航空隊に4年程居た。もう早くに亡くなったが、子供の時に何度が戦時中の話を聞いたことがある。マラリアにもかかり大変な目に合ったそうだが、古都マンダレーにもう一度行ってみたいと話をしていたのを思い出す。そんなわけで、何かと気になる国であり、今の世にあんな形で政権を奪うなんて考えられない。国連が強く介入して早く民主主義が復活し生活が安定して欲しい。

コガネムシの異常発生

庭の芝生に大きいハエみたいなものが沢山いる。ハエにしてはせわしなくモゾモゾしている。よくみるとコガネムシのようだ。

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コガネムシでなくて、カネのムシが異常発生してくれれば大歓迎だが、我が家ではカネのムシが絶滅しそうになっている。コガネムシは害虫とされており、野菜や花の芽を食べたりするが、芝生の上だから特に悪さはしないと思うが、番猫の弥太郎に排除を命じたが、とんと為にならない。

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このネコは大きな腹を抱えていて、何故か仰向けに寝るのが好きで、パンツの一つでも買ってやらねばならないようだ。この後何日かでコガネムシは自然と少なくなったが、これも環境の変化だろうか。

ハチマンションがらがら

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我が家のミツバチも分蜂時期を迎え、若いハチさんがせわしなく飛んでいる。今まで第1分蜂群がほとんど山へ逃げられている。もともと山の住民なので仕方が無いが、種の保存の本能で、血縁が濃くならないように、長く居ついた蜂群は遠くへ行きたがるようだ。

最近、東京のあひるの市に住んでいる甥が日本ミツバチを飼い始めたらしく、すでに第一分蜂のミツバチを捕獲し、左ウチワで喜んでいる様だ。そのうち野生ミツバチの奥の深さに翻弄される事だろう。

巣群の勢力にもよるが、大体3回位は分かれるので、蜂数の多い第1群を今年こそは逃がさないよう止まり木を整備してわくわくしていた。

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止まり木は2カ所に設置し、今まで何度か止まった柿の木も選定し、準備万端とした。

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寝ずの番をしていたわけでは無いのだが、天気の良い日の昼過ぎに分蜂を開始した。たくさんの雄バチも混じっている。捕獲網を抱え右往左往していると、渦巻くように旋回し、止まり木をしり目に上昇し、魔の楠木に集まり始めた。ここの木の高さが、約10m程あり、ここにとまれば絶望で、30分程してから東の方に去っていく。今まで何度泣かされた事か。

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願いむなしく、お決まりの高い所の枝にぶら下がった。このまま別れを告げるのもシャクだから、枯れた妄想竹を2本継いで、さらに捕獲網を付け10m程の長さの捕獲機を作った。飲みすぎたヨッパライみたいにヨタヨタとしながら捕獲網を持ち上げ、やっとの思いで捕獲を試みたのだが、竹が腐っていて、何本かに折れて上から降ってきた。人に見られたら、笑われるシーンである。そうこうしているうちに蜂球はばらけて、しらけ鳥ではないが東の空へ飛んで行った。

現在ハチマンションは6棟空きがありいつでも入居可能だが、今年は「キンリョウヘン」の花が咲いておらず、マンションの内覧会にも参加が無かった。その話を近くのハチおじさんに話していたら、すぐに咲いているキンリョウヘンを2鉢貸してくれた。

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キンリョウヘンの効果は的面で、1時間もせずに、偵察バチがやってきた。来週には2回目の分蜂が始まるので、今度こそ捕獲せねばならぬ。

からいもの苗床をつくる

さくら

今年は早くから桜が咲いた。我が家の地区の道路際にも2Km程の桜並木があり、その先にも両サイドに桜が1km程続くため、散り際の桜吹雪も楽しむことができる。

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しかし、昨日結構な雨が降ったので、今日はまばらに散ってしまった。散りゆくサクラをみると近くの浄正寺の住職を思い出す。もう散り行かれたが、通夜の時に必ず「散る桜残る桜も散る桜」が出てくる。お約束の説法で、子供のころの友人の話とセットで話されるので、ストーリーまで覚えてしまった。丁度卒業から入学までの間に咲いて散って若葉がでるので、日本の情緒にサクラは良くマッチしている。

ビニールハウスづくり

暖かくなると農作業が忙しくなる。毎年「甘藷」を少しばかり植えているが、いままで、芋苗を近くの専業農家さんより、分けて頂いてた。今年は苗づくりから行うと嫁がいうので、温床用の小さなハウスを作る事にした。

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薪小屋のビニールハウスの隣に空き地があるので、ここに肥料を入れて作る事にした。隣にタケノコ畑があり、竹林の根が地下にあるので、注意しないとタケノコがおまけで出てくる。

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古くて錆があるが、ハウス用のパイプが沢山あるので、使えそうなやつに、横パイプに固定する場所の目印を入れる。

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50cm間隔でパイプにぶら下がり地下に差し込んでいくが、結構力が入るので、足で踏んで体重で差し込む道具を作った。

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1回で壊れた。今回は間に合わないので、次回作る時には鉄板で作る事にしよう。

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横4m、縦7.5mのコンパクトなハウスが完成した。隣にアホ肥後チャボの小屋があり、乾燥した鶏糞もあるので、有機肥料とあわせて土に入れ込んだ。

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早速嫁が種芋を植えた。今回2種類で、ほくほくの食感がある「高系14号」と最近流行のねっとりで甘い「紅おとめ」である。普通消毒した種芋を使うが、嫁の友達から消毒していない芋を手配して頂き、伏せこみをした。

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苗が育つまでに結構な水を必要とするので、納屋の方から、水道用ポリエチレン管でびよーんと持ってきた。ついでに手洗い場を造り、ハウス側に蛇口を付けて、コンプリート苗床となった。

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となりのタケノコ畑には丁度良いころのタケノコが掘ってくれと芽を出しているので、「ここ掘れわんわん」と言いながら掘り上げた。

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今年は出るのが遅いような気がするが、ここ1週間位が食べ頃で、この後は、足で蹴り倒す程迷惑になる。とりあえず、山椒もあるので、取れたてのタケノコご飯でも食べることにしよう。