もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

元気ハツラツ「雑草若葉」はいかが

そろそろ仕事にかからねばと思い、今年最初の仕事は農作業から始めることにした。

農作業の多くは嫁の担当で、機械仕事が絡むときが私の出番である。

というわけで、1か月ほど使ってなかった「燃える男の赤いトラクター」の点検をする。

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この赤トラは、昨年買ったもので、ほとんど衝動買いだった。前のトラクターがオイル漏れを起こし、修理するかどうか迷っていた時だった。ロータリーの軸受けベアリングシールから漏れていて、DIYでの修理はちょっと厳しい状況だった。そんな時、町の農機具屋さんに、中古で展示してあったものが目に留まり、あまり使ってなかったので、渡りに船とばかりに買ってしまった。

小さいので、嫁でも乗れるのではと思ったが、安定性はなく、力もない。もっと大きい機種を買っておくべきだったが、買ったものは仕方がない。カスタマイズするしかない。

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とりあえず、屋根と道具置き場を作った。純正の屋根(キャノピー)は5~6万するといわれ、板材、パイプ、防草シートなどで3千円程かけて作った。後ろの道具入れは、百均の材料で、占めて500円位だ。これは大変便利がいい。草の除去用に、60cmのクジラカギ、他にノコ、カメラ、水筒、ウォークマン等積み込み可能である。以前のトラクターには、ビーチパラソルで屋根を作ったが、強風で飛んでいった。何よりも見た目がわびしかった。

点検もそこそこ終わり現場に到着する。

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約16アール500坪足らずの面積で、雑草の絨毯敷き詰め状態だ。

春先の耕運作業は、ウォークマンがあれば、ポカポカで楽しい作業になるが、運転席に囲いがないため、冬の作業は寒くてたまらない。そのうち作ろうかとも思っている。

作業中にふと考えたのだが、毎年この雑草の為に、15回ほど耕運作業を行っている。

耕作する人手がないから、ほとんど雑草の管理をしているだけで、なんと無駄なことだろうか。できればこの雑草が売り物にでもなれば、これまでの苦労は報われる。

そうだ、この畑は何十年と農薬を使ってないので、雑草を収穫し「雑草若葉」の青汁として販売してみてはどうだろう。一口飲めば雑草魂がよみがえり、タフな仕事もやり遂げてしまうだろう。CMはイモトを使い山登りの途中でロープにぶら下がって飲んでもらう。

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雑草の種類は、ホトケノザハコベラナズナタンポポなどがメインで春の七草状態である。一度持ち帰って本気で飲んでみようかとも思うが嫁から「なんば考えとっと」と言われるのが目に見えている。

そんなことを考えているうちに作業は無事終了した。

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終了を見届けると早速カラスが、土の下から出てきた虫類を食べにきた。

帰りは、ちょうど近くにセブンイレブンがあり、トラクターで乗り付け、カフェオレのホットを飲みながら帰るのがいつものご褒美だ。