近日中作らなければならない物が目白押しである。しかし、いろいろな作業が舞い込み、一向にコトが進んでいない。春一番前に薪を保管するためのビニールハウスを組み立てていたら、またまた薪の提供者が現れた。少量ではあったがとりあえず引き取りに行く。そんなせわしい中、今日は一日中雨が降っていて作業はできない。
しかたなく取りだめのVTRをみていたらEテレの「サイエンスZERO」でハダカデバネズミの話が放映された。クレイジージャーニーのアリさんシリーズより面白く、こんな生き物は初めてだった。ほんとに不思議な哺乳動物だ。
最近、アスリートや芸能人が重い病にかかったことを告白しているが、ヒトとして決して他人ごとではない。普通の人間は、長い生活の中で、何かしらの病気を患う。
ところがこのデバネズミは「がん」にかからず、病気もしない。死ぬまでピンピンしていて寿命が来てコロリといく。普通のネズミが3年ほどの寿命だが、このデバは30年生きる。穴の中で生活しているから酸素濃度も7%くらいでも死なない。このデバで作成したIPS細胞はガン化しないとの事で、いまさかんにガンに関する研究がなされているらしい。最強の細胞を持つ生き物なのだ。
フリーライセンスとの事で、写真を転写しているが、体長10cm程でその名の通り、ハダカでデッパのネズミだ。
驚くのは、生活スタイルで、ミツバチやアリ達のように女王ネズミだけが子供を産み、王様、世話係、ふとん係など仕事がちゃんと分担されている。
そのハダカデバネズミの日本で唯一飼育研究機関が、熊本大学にある。
「デバ日記@熊大デバ研」で研究内容がツイートされている。とても面白い。
残念ながら、アフリカにしか住んでないので実物は見れないが、我が家の癒し猫弥太郎は「オナカデブネコ」になっている。1日に何度食事する事か...。
昨日持ち帰った木材が何かに使えそうなので、玉切りする前に皮をむいた。
切ってすぐの水分のある木の皮は、悪代官が町の小娘の帯を解くようにアレ~と面白いように剥がれてしまう。今回のヒノキ材は一か月程経っていたので、アレ~というわけにはいかなかったが、わりと楽だった。
もう一本面白い木があった。カイズカイブキである。残念ながら短く切ってあるが何かに使えそうだ。
ちょっとだけの皮むきの予定だったが、すべすべの木肌が出てきて、思いのほか一気にはがれたりすると、皮むきが止まらなくなる。
結局ずるむけになるまで2時間程かかった。
しばらく乾燥しすれば何かに使えそうだ。使えないときはストーブの燃料にすればいいのだ。