もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

ハチよ恋、早く来い

全国の日本みつばち愛好家にとって1年で一番興奮する季節がやってきた。子孫を残すため蜂群が分蜂し、この1か月の間に一つの巣から2群~3群分かれて新たな新天地に向けて旅立っていく。

その分蜂した蜂群をあの手この手ネコの手を使い捕獲するのだ。

一番ありがたいのは、用意した蜂マンションを気に入り、自分から入居してもらうことだ。偵察隊のハチがマンションをくまなくチェックし、気に入れば、大群でやってきてぞろぞろと箱の中に納まってくれる。

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これは去年のK氏の写真だが、最強誘因グッズのキンリョウヘンという蘭をマンションの前におきハチを誘導しマンションの中へ入居頂くものだ。

とにかくこの蘭の花だけに集まってくるので、この時期に上手に花を咲かせなければならない。

とりあえず、K氏の蜂マンションを偵察にいった。

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彼の庭にはたくさんのマンションが建設されている。

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毎年彼のマンションに一番蜂が入居する。今年はどうだろう。

自分のマンションでも蜂の出入りが活発になったので、ここ1週間くらいで分蜂しそうである。しかし肝心のキンリョウヘンに花がないのだ。

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DIY系は得意であるが、植物の管理はほとんとダメなのである。

それでも強制入居法がある。ミツバチは分蜂したあとその辺の木の幹に一度ぶら下がり、大きな塊となる。全員集合後に偵察バチの案内で飛び立って行く。その蜂球を狙って捕獲する。ただし、いつ飛び出すかわからないし、高い木に留まることもある。

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去年は、近くの柿木に留まってくてた。今年もこの場所を期待している。

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我が家のマンションでは、分蜂前に1群別れも告げずに、逃亡した。原因はよくわからないが、家賃を1段残していった。

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普通でていった後には、空っぽの巣だけしか残らないが、たぶん2~3ℓはある。

律儀な蜂である。