もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

肥後チャボのピヨが生まれた

我が家には現在4羽の肥後チャボが居る。最近まで達磨種のチャボが2羽いたのだが、夫のデカプリオが亡くなってしまい、今は未亡人のキャサリンが一人暮らしとなった。

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現在この達磨種の卵を保存会会員から分けてもらい、ふ卵器で温め中である。

その隣に、大冠桂チャボが三羽居る。ここは一夫多妻になっている。

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とにかく頭が大きく足が短い「ガキデカ」みたいな形が肥後チャボの特徴であり、国の天然記念物でもある。絶滅防止のため、分散して飼育しているが、最近の住宅事情でなかなか数も増えないようだ。

卵はほぼ毎日産んでいるのだが、最近産まないと思っていたら、お腹に抱え卵を温めていた。すると、3日くらいしてもう1匹のチャボが、私もかてて下さいと、横から割り込み一緒に温めだした。

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誇りにまみれて一生懸命温めているが、頭が悪く、鳴く位しか芸のない雄鶏は上からたまに糞まで落としたりする。

孵化率は3割くらいしかないので、一羽でも生まれればありがたいと思っていたら、ピヨが二羽出てきた。

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早速雛用飼料を与えると、すぐに自分で食べだした。この子たちは、羽も乾かぬうちから自分で強く生きていかねばならぬのだ。ここでも隙をみては、雄鶏が何食わぬ顔をして子供の餌を食べにくる。

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翌朝見に行ったら、一羽増えていた。結局12個の卵を温めており、3羽しか生まれなかったが、とてもかわいい。

孵卵器に入れてる卵も近々孵化の予定だ。今の鶏舎は下が土間になっているので、きれいな2階建ての鶏舎を新築しなければならない。