来年はいよいよ東京オリンピックだ。ダメもとで開会式のチケットを予約した。前回の東京は確か昭和39年だったので、それから50年以上もたった。人の暮らしや食生活も激変したが、猫さんの食べものや嗜好も随分変わったと思う。
当時のネコの食事は人の食べ残しをかき集め、最後に味噌汁をかけた定番ねこマンマが主な食事で、人様の食事が終わった後、最後に食べなければならなかった。だから、食事の準備中でも隙をみて、おかずを盗んで食べたりしていたが、今はいつでも一啼きすれば、キャットフードがもらえるので、いつも満腹お腹を抱えており、人の食べるものを与えても素知らぬ顔をする。以前美味しい「唐揚げ」を与えたが」見向きもしなかった。
そんな我が家の猫「弥太郎」は飲み水にもこだわりがある。一番の好みは水道から直接飲むことで、少量蛇口をひねってやると、ペロリペロリといつまでも飲んでいる。散歩の途中では雨水で喉を潤す。
普通に飲み水を準備していても、ほとんど飲まない。とにかくその辺の水を飲むのだ。
我が家には、K氏からもらった「メダカ」数匹と孫たちが飼っている「エビ」が数えきれないほどいる。メダカの水槽の水はあまり減らないが、右側のエビの水槽が大きいにも関わらず減るのが早い。水草が多いからかなと思っていたら、犯人は猫だった。
「ばっ何しよっと」「そら腹ん痛となるバイ」
おそらく、メダカ水よりエビ水のほうがおいしいのだろう。
それにしても器用なものだが、そのうち1度は落ちるだろう。
先日の雨風で、沢山の木の葉や竹の笹が自宅の樋に詰まっている。梅雨前に何とか掃除をしなければならないが、この猫の手をお借りできるなら、楽に掃除ができるのだが。