もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

雨前に甘藷を植える

本当に温暖化の影響だろうか?まだ5月と言うのに、北海道で39.5度を記録した。このままいけば、熊本でもパイナップルが育つかもしれない。

甘藷の植え付けをしなければならないのだが、ここ何日か天気が良すぎて、さらにはPM2.5も襲来し、学校の運動会も、プログラムを短縮し、半日で終了している学校が多い。やっと雨の予報がでたので、たまたま運動会の代休で休んでいた孫をつれ畑に出かけた。

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毎年甘藷の苗は、近くの甘藷農家さんより分けてもらう。

今年は4種類で、以前まで主流であった、ほくほくとした食感の「紅アズマ」、今人気の高い「紅ハルカ」ねっとりしているが、糖度が高く冷たくてもおいしい。似たような食感の「スイートポテト」味は今一つだが、あんこにすると色合いがいい「ムラサキイモ」とにかく少量多品種なので、ちゃんと品種の区別が分かるようにしておいてと嫁に行ったのだが、頂くとき品種の説明を受けて、頭の中で分別していたのだが、いざ植える段になったら、どれがどの品種かわからなくなった。去年も3種類がまぜこぜとなった。どうせ自家消費と、知り合いへのお土産代わりに作っているので、混ざってもそう困ることはないのだが・・・。

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4~5日前に嫁と畝をつくり、黒いマルチを張った。その上に、手伝いのとばっちりを受けた小学5年生の孫が苗を配っていく。

畝の高さもあと20センチは欲しいのだが、人力なのでそうはいかない。プロの甘藷農家さんは、畑の耕運、肥料散布、土壌消毒、ビニールマルチ張りをトラクターで一度にやっていく。とても効率がいいのだ。我が家では、土壌消毒をしない有機栽培だから、イモの見た目の肌艶はイマイチだが、皮まで食べても安心だ。まあ皮を食べる人は少ないと思うけど。

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植え方はいたって簡単。25センチ間隔で、7センチ程土中に埋めればいいのだ。ただこの後、短期間に、雨が降らないと枯れてしまう。少しでも長持ちするよう苗の根元に土をかぶせる。

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昨年と同じ位の4列植えた。後は収穫まで、お天気任せになる。今は、収穫前にイノシシが味見にやってくる。近くの甘藷畑は電気柵を張り巡らせ対策が大変だが、幸い今までうちの畑にイノシシさんはおじゃましていない。多分不味いと思っているのではないだろうか?