ここ数日忙しかったが、9月末にオープンしたサクラマチ熊本に行ってきた。もともと日本一のバスターミナルで、デパートやホテルを併設していた。もの好きな私は、早く行ってみたかったが、オープン以来結構な賑わいとの事で、もうそろそろよかろうとの思いで出かけた。
「街とつながり、人とつながり、モノ・コトとつながる」場所らしい。
外観はすごくカーブの多いデザインで、各フロアーごとに低木が植えてあり、珈琲を飲んだり、ちょっとした食事をしたり、タブレットを使ったりと、自由に座れる椅子と前向きのテーブルが並んでいる。
これは模型ではあるが、屋上には結構な公園があり、芝生にお昼寝も可能だ。左には高層マンションとホテルさらにコンサートができる「熊本城ホール」もつながっている。
屋上から、復興中の熊本城が目の前に、で~んとみることができる。
ターミナルも29か所あるが、待合室も奇麗で寒くない。以前のように、地下階段をハアハア言いながらわたる事もない。
店内通路はシックで幅広く、テナントの店舗もおしゃれで、最近はショッピングモールでの買い物に慣らされていたので、どこを歩いても混雑感がなく、ちょと疲れたらお外で休憩ができるので、よく考えて作られた場所である。メインターゲットは30~40代との事だが、暇を持て余すシニア世代にも十分楽しめる。ダサイ部分が無く、疲れない良い施設の印象である。
ベーカリーカフェのMAISON KAYSERで、有名なクロワッサンを買い食べてみる。大したことはなかったが、いろいろな有名店が入っているので、食べ歩きも楽しみである。
とりあえず、そこそこ満足して家に帰ると、我が家のミツバチガーデンがひどいことになっている。
最近相次いで、ミツバチが逃亡して空き家が3件ある。今ごろ山に入っても、そんなに食料は無いはずである。ひょっとして近くにいた場合、蜜を取りにくるならと、蜜の残った巣箱をそのままにしていた。ところが、その巣箱に大量のハチが出入りしている。
舞い戻ったのか?と良く観察したら。西洋ミツバチの蜜盗人だった。
日本ミツバチに比べやや大きく、体がだいだい色をしている。これが数百匹箱の中と周りに乱舞している。
困っている蜂の為に蓄えてる食料を横取りするなんて、日本蜂は日本人と一緒で、このような情けない行為は絶対やらない。海外の火事場泥棒を見ている様だ。
すぐさま網、ラケット、バーナー等反撃の道具をそろえ応戦した。
ところが思わぬところに助太刀が入った。いつも日本ミツバチをさらっていくスズメバチである。
西洋ミツバチが巣箱に入ろうと、ホバリングしているところを面白いように捕まえさらっていく。日本ミツバチに比べ若干重いので、ヨタヨタしながら近くの木に運んで調理している。思わず拍手を送った。
それでも、多勢に無勢で、西洋ミツバチの勢力は変わらないので、結局巣箱を撤去したが、他に入居している巣箱に影響しないか心配である。
明日は日本ミツバチの門番に変わり、西洋ミツバチに応戦して懲らしめてやらねばならぬ。飼い主は恐ろしいのだ。