NHK、Eテレでネコメンタリーという番組をやっている。作家と猫の日常生活の記録だが、映像の撮り方やバック音楽が心地よくつい最後まで見入ってしまう。今週はサイエンス作家の竹内薫氏の回で、4匹の猫が登場した。我が家と違ってネコ可愛がりしている。
家の猫「弥太郎」も若いときは威勢がよかったが、もう11歳になり結構なお年寄りになった。歯が1本抜けて咬み合わせがわるく、硬い餌には苦労している。しかし、セキュリティーを任せているので、夜の見張りとネズミ退治は忘れない。「あっしは何時も食べるばかりでなく、仕事もちゃんとやってますよ旦那」とばかりに、働いた成果は必ず目立つところに置いてある。
嫁に見つかると「汚い!」といつも怒られるので、すぐに処分しなければならない。
孫が1歳になった。長い時間をかけてやっと生まれてきたが、ありがたい事にさほど病気もせず、丈夫に育った。こちらでは、満1歳になると餅をおんぶしなければならない。一生元気で暮らせるように、1升の餅を背中にからうのだ。
籠をつかんでやっと立っているのに、背中のリュックに小さな餅をどんどん入れていく。結局19個の餅を背負い1升をクリアした。周りは拍手喝采だが本人はたまったもんじゃ無い。
以前、座って食べれる子供用の椅子を作ったが、なかなか座ってくれず、結局今は本棚になっている。今回大人と同じ高さで食べられる子供椅子を作ってくれとのリクエストがあった。我が家に来た時だけしか使わないが、木材で作るよう設計図を書いた。しかし、本体が重くなりそうなので、アウトドアで使う子供用椅子を代用することにした。
軽くて折りたたみができるので、室内外問わず、何かと他にも活用できそうである。
只、安全ベルトは付いているが、足を乗せる所が無いので、よそ見している間にズルズルと下に落ちる心配がある。そこで、取り外しができる足乗せ台を作った。
上からスポッと装着しているだけなので、折りたたむ時は上に持ち上げるだけで簡単に外すことができる。
ひと座りして座り心地を見てもらう。チョット後ろが空いてしまうが、クッションを入れると丁度いい。なかなか気に入ってもらえたようだ。
大人と同じ高さで一緒にご飯を食べれるようになったが、自分で手で食べようとするので、食べ終わる頃にはニワトリでも連れてこなければならぬほど、そこらじゅう食べ物が散乱する。今はネコでさえキャットフードしか食べないので、掃除するしかない。