もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

薪ストーブで光熱費を節約するぞー

今は流れてないが、毎年この時期に、牧瀬里穂が出るJR東海のCMで、山下達郎の「クリスマスイブ」を聞くといよいよ年の瀬が迫ってきたかと感じてしまう。とても好きなCMで今でも色あせていない。今年はコロナのせいで、商店街から流れる音も小さめで、外出さえ控えているのでまるで年末の気がしない。新しい年は無事来るのかとさえ思ってしまう。

孫が喜ぶので、玄関のシャラの木にイルミネーションを巻いて、チカチカと灯していたが、これもつける気がしない。せめて飾りでもと、雑木に巻いていた葛を取ってきてクリスマスリースを作った。

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とりあえず、珈琲の焙煎小屋の入り口に飾った。その辺にあるものをついでにくっつけた。簡単にできるし、しばらくは持つだろう。

近くの方から「庭の木を切るから必要な部分だけでも薪にいかがですか?どうせ処分するので」とありがたい申し出があった。すぐ近くだからチェンソー持って手伝いに行った。

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りっぱなモチノキが3本と名前が判らない木が1本どれも結構な大きさである。「もったいないのでは」と言うと、終活だそうだ。確かに年老いてしまっては木に登る事も切る力もなくなるし、嫁一人になればさらに心配だろう。

木があさっての方向に倒れたらヤバイので、手前に倒すため下部の枝を落とし、上部にロープを掛けた。チェンソーである程度切ってロープで引っ張って倒した。これでも上手に切り出せば、結構な薪がとれるが、枝の部分は切るのが面倒なので、胴体部分だけ持って帰った。

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しばらくハウスの中で乾燥させて、気が向いたときに薪割りをする。モチノキは結構手ごわい。生のままでは、斧が少し刺さるだけだ。

今、毎朝5本の丸太を薪にしている。朝の運動に丁度良く、体があったまる。

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去年から使っているフィスカースの斧が最高に良い。フィンランド製で、木が割れる時にパカーンと音がする。これを使いだしてから、薪割り機の出番がなくなった。

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たまにはクワガタかカブトムシの幼虫みたいなのが入っている。寒いので動きが悪い。可愛そうだから他の木の割れ目に入れてやった。

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今日は🐈の弥太郎が出張しているので、1歳半になった孫に検査をしてもらう。合格した薪は、新しく作った一時保管場所に移動する。

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昨年は12月1日頃薪ストーブを使いだしたが、年々暖かくなるので、今年やっと使い始めた。去年煙突を掃除してススも少なかったので、今年は掃除をせず、2年に1度すればよさそうである。

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1年ぶりに燃やしてみるが、調子はいい。最近ソロキャンプが流行り、山の中の焚火を楽しんでいる様だが、我が家の焚火は、暖房器具と芋を焼く調理器具なのだ。燃料の薪にはしばらくは困る事はないが、熊本市の立田山で、キクイムシが発生し大木が枯れる被害がでていると新聞に載っていた。キクイムシの特殊な菌が木の中に入り込み木を枯らすらしい。被害が増えたのは、薪を切り出さなくなり大木が山に増えた時期からと重なるそうである。キクイムシは若くて元気な木は荒らさず、老木に取りつき枯らすそうだ。今の新型コロナみたいだ弱いものをいじめる悪い奴だ。