もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

からいもの苗床をつくる

さくら

今年は早くから桜が咲いた。我が家の地区の道路際にも2Km程の桜並木があり、その先にも両サイドに桜が1km程続くため、散り際の桜吹雪も楽しむことができる。

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しかし、昨日結構な雨が降ったので、今日はまばらに散ってしまった。散りゆくサクラをみると近くの浄正寺の住職を思い出す。もう散り行かれたが、通夜の時に必ず「散る桜残る桜も散る桜」が出てくる。お約束の説法で、子供のころの友人の話とセットで話されるので、ストーリーまで覚えてしまった。丁度卒業から入学までの間に咲いて散って若葉がでるので、日本の情緒にサクラは良くマッチしている。

ビニールハウスづくり

暖かくなると農作業が忙しくなる。毎年「甘藷」を少しばかり植えているが、いままで、芋苗を近くの専業農家さんより、分けて頂いてた。今年は苗づくりから行うと嫁がいうので、温床用の小さなハウスを作る事にした。

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薪小屋のビニールハウスの隣に空き地があるので、ここに肥料を入れて作る事にした。隣にタケノコ畑があり、竹林の根が地下にあるので、注意しないとタケノコがおまけで出てくる。

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古くて錆があるが、ハウス用のパイプが沢山あるので、使えそうなやつに、横パイプに固定する場所の目印を入れる。

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50cm間隔でパイプにぶら下がり地下に差し込んでいくが、結構力が入るので、足で踏んで体重で差し込む道具を作った。

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1回で壊れた。今回は間に合わないので、次回作る時には鉄板で作る事にしよう。

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横4m、縦7.5mのコンパクトなハウスが完成した。隣にアホ肥後チャボの小屋があり、乾燥した鶏糞もあるので、有機肥料とあわせて土に入れ込んだ。

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早速嫁が種芋を植えた。今回2種類で、ほくほくの食感がある「高系14号」と最近流行のねっとりで甘い「紅おとめ」である。普通消毒した種芋を使うが、嫁の友達から消毒していない芋を手配して頂き、伏せこみをした。

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苗が育つまでに結構な水を必要とするので、納屋の方から、水道用ポリエチレン管でびよーんと持ってきた。ついでに手洗い場を造り、ハウス側に蛇口を付けて、コンプリート苗床となった。

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となりのタケノコ畑には丁度良いころのタケノコが掘ってくれと芽を出しているので、「ここ掘れわんわん」と言いながら掘り上げた。

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今年は出るのが遅いような気がするが、ここ1週間位が食べ頃で、この後は、足で蹴り倒す程迷惑になる。とりあえず、山椒もあるので、取れたてのタケノコご飯でも食べることにしよう。