もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

星に願いを

樋工事

昭和の時代であるが、我が家は蚕産農家でもあった。結構大きな養蚕室が今でも倉庫として残っている。熊本地震でも倉庫の方は窓ガラスは殆ど割れてしまったが、建物自体は大きな損傷は無かった。そんなわけでポリカ波板で外壁を仮に修理し、いつか壁工事をせねばと思っていた。そろそろ少しづつでも修理を始めようと、とりあえず雨樋の取り付け工事から始める事にした。

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知り合いから足場を借りてきて、作業をしていたら、お隣さんが「なんばしよっとかい?手がいるなら加勢するバイ」と尋ねられたので「雨樋の工事ばしよります」というと、自宅に古い樋のパーツがいっぱいあるのでよかったら使ってと言ってくれた。どうせ古い倉庫なので使えればありがたいですと余分にもらってきた。

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思いの外年期が入っていたが、せっかくのご厚意でもあるのでレストアしながら使う事にした。材質はトタン製で、中には錆びだらけの物もあったが、使えるものだけ選んで、金属磨きのサンドペーパーで錆を落とした。

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丸樋や漏斗の部分もパーツがあったので、シルバーの金属塗料を吹き付けたら、ピカピカと輝き、すごく新しくみえるようになった。

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樋の取り付けはそんなに大変な作業ではなく、樋受けを緩やかな傾斜で取り付ければ、もうできたようなものである。最初と最後に金具を付け、道糸を張り、金具の下の糸に合わせ必要な金具を取り付けていく。

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横樋の長さを合わせてつなぎ、樋受けに乗せればもう出来上がりだ。お隣さんには、塗装してちゃんと使った事を報告した。雨の日の水の流れもうまくいった。

工事ついでに、手前の壁を2m分板を張って修理した。壁の長さが18mあるので、残りの壁補修分は16mあるが、DIYのお楽しみで、暇をみて少しづつ作業していく事にする。

星に願いを

最近朝の日課が、オオタニさんのホームランチェックと保育園への孫送りとなった。一応録画のセットをしているので、後で見る事が多いのだが、中には早くから試合をやっているのでライブのほうが力が入る。

保育園送りは最初嫁と2人で行っていた。送って帰る時に思い切り「保育園に行かない」と泣くので、行くときの車の中では大きな声で、森のくまさんや鬼のパンツなどの歌を歌いながら、だましだまし送っていた。2か月程経ち、少し慣れてきたので最近は自分一人で送っている。人は慣れる動物だと何かの本に書いてあったが、泣く孫を後ろ髪を引かれる思いで振り切って帰っていたのが、最近ではいつのまにか保育園室の中に入っている。泣くことも無い。それでも保育園は楽しいとは中々言わない。子供ながらに自分に与えられた仕事で嫌でも行かねばならぬと思っているのだろうか。

七夕前に保育園からいくつかの飾りを作ってきた。この際家族の願い事をお星さまにかなえてもらおうと、七夕飾りを作った。

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願い事を聞かれれば、皆が家族の健康や安全を願うだろう。つるされた短冊はそのことばかりだった。自分は煩悩のデパートだから「新型ジムニーが欲しい」と書いた。運転も随分下手になったので、この辺りでオートマからマニュアルに変えたいと思っている。マニュアル車はちゃんと操作しないと運転できないからだ。自分ではまだ若いと思っていたが、エンゼルスのジョーマドン監督を結構なジイさんと思っていたら自分より一つ若かったのだ。若いのは精神年齢だけであった。