もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

秋野菜を植えるぞー

ショータイム

大リーグの試合も残り少なくなった。テレビやYouTubeを駆使してエンゼルスの試合を何とか観戦している。大谷サンの調子が中々上がらない中、タイトルや記録の事が盛んに報道される。MVPも取れれば幸いな事だが、それは重要な事ではない。今年の成績を見ただけで、これ以上の選手は今後出るとは思えない。サッカーでいえば、キーパーしながら相手ゴールに走り込み点を入れるようなものだ。これまでの記録で終わってもこれから伝説になるだろう。異次元のプレーヤーを今見ているのである。インタビューの受け答えが面白い。「タイトルもできれば欲しいですが、もっと野球が上手になれるように」と言っている。自分の向上心が毎試合のモチベーションになっている。

同じように、将棋界のスーパースター藤井九段も伝説になるだろう。将棋ソフトも予測できない手を指したり、驚きの勝率を上げる強さはこの若さで今後現れることは無いだろう。彼もタイトルについてのインタビューで、「はい、タイトルはうれしいですが、今後どれだけ強くなれるかが興味あります」と答えた。まだ18歳である。

イクメン

我が家のバカ頭肥後チャボの雌鶏がまたまたやってくれた。カラスの脳の3分の一しかないので考える力は少ししか備わっていないと思うが、今の時期めんどりは卵を温めだす。秋びなを孵すためだ。雄鶏の習性として、卵を温める事などあるはずはないと思うのだが、このお父さんはメスと一緒に卵の孵化に参加している。

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これでちゃんと孵化するならイクメン鳥として褒めてあげなければならないが、せっかく温めている卵を足で踏み割ったり、蹴とばしたりする。おかげでなかなか新しいピヨは誕生してくれない。何度か追い払ったが、自分のやってる事が理解できてないみたいだ。今度からこのチャボのオスはアホウドリと呼ぶことにしよう。

秋の味覚

毎年この時期から庭の甘柿が食べごろとなり、柿好きの隣の奥さんがおすそ分けを楽しみにしている。ところが今年はどういうわけか1個も生っていない。スズメバチさえ熟した柿が食べれない状況にある。去年枝が折れるほどなったので、完全に裏年となった。それに比べ、栗の方は今年も好調で、沢山の実を付けた。

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最近栗を蒸して食べることは殆どないが、娘の嫁入り先のお母さんが「栗の渋皮煮」作りの名人で、とれたてを皮むきし届ける事にした。

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孫も栗の収穫に参加し短時間で、1回目の収穫を終えた。自分たちの小さいときは、今みたいにペロペロキャンディーが無かったので、栗の渋皮を爪で剥いて生でよく食べた。同じようにして食べてみるがやはり昔の美味しさは感じない。

今年はサツマイモを苗から育て完全無農薬の状態で植え付けした。植えてからほとんど草取りもやってないので生育はさほど良くない。しかし後1ヶ月もすればそこそこ根が入りそれなりに収穫できるはずである。そろそろイノシシ撃退用の「ハリマ王」を連れて行かねばと思い畑を見にいったら、時すでに遅しだった。イモのツルが所々抜かれている。しかし、イノシシにしては、そんなにひどくはない。さらに良く観察すると、ブヒブヒの足跡が無いのである。

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そうか犯人は2本足の頭の黒い大きなイノシシであろう。コロナ渦で食べ物にも困っているのだろうか?残念ながら我が家のサツマイモは今から大きくなるので、今掘ってもらっても食べごろのイモは収穫できない。残念!でもじわじわと腹が立つ。

秋野菜の植え付け

今年は気象の状態が安定せず、春・夏野菜の収穫も思うようにいかなかった。雑草ばかりがはびこり、草刈りが毎日大変である。農機のカタログを見ていたら乗用の草刈り機があった。今は無線式のものまでいろいろとそろっているが、福岡市の「キャニコム」の製品が面白い。草刈り機「まさお」といい昭和の人間なら喜ぶような製品名である。さらに、「ヘイまさお」「家族のまさお」「サンサンまさお」と大きさにより商品がそろう。あまり大きい会社ではないが、面白い社長がいるのは間違いない。

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コロナ感染も下火になりつつあるが、近くの中学校にクラスターが発生したため、孫の保育園も自宅待機のお願いがあり、ジイジやバアバが入る家庭では「何とか登園しないで下さい」の通達があった。町の入園資格要件として、皆仕事で家庭で見れないからと入園許可をもらったのだが、それでも若年層に広がるコロナは怖いから、ほとぼりが冷めるまで手分けしてみる事になった。

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せっかく泣かずに登園できるようになったのだが、爺婆の世話となるとわがまま放題出来るので、孫もご機嫌である。

孫守の合間に秋野菜の準備をしているが、実際何を植えるかは嫁でなければわからない。少量多品目生産が目標だから、変わった種類の野菜になるだろう。

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去年作った肥料降り機「金次郎」が「ふりふりキンジロウ」とバージョンアップし容量が大きくなった。今まで有機肥料を種類ごとに降っていたのだが、事前に混合して、一度で作業が済むようになり嫁は大喜びしている。

最近溶接を少し覚えたので、今度はトラクターに付ける畝立て機を作る予定である。一度試作機を作ったが、溶接技術が未熟で数秒で壊れた。そんなこんなで、毎日何かと忙しい。