もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

あれっいつの間にか今年も終わる

本を買う

今年一年もコロナで始まりコロナで終わりそうである。薄氷を踏むようにして何とか東京オリンピックを開催したものの、ゆとりなく忙しく終わったため記憶から遠のくのも早いようだ。街や住宅地に光るクリスマスイルミネーションも何故か遠慮がちで、寂しそうに感じる。とは言え、コロナ社会の中でも新しい年には何かと期待してしまう。

最近地上波テレビがつまらなくあまり見なくなった。どうせ正月もお笑いの番組が主流になるので、暇つぶしに本を2冊買った。普通なら読んでしまうのにそう何日もかからないだが、今回の本はとても難しいので、初めの10ページ程読むのが関の山だろう。何せ、集中して考える事も面倒になり、昨日食った夕食のおかずさえ思い出すのに時間がかかる。しかし、たとえ読めなかったとしても、薪ストーブの焚き付けには利用できるので、無駄にはならないのだ。

f:id:santoukan8:20211221234919j:plain

数学に関する本で、数式の予備知識と、リーマンさんの予想の本だ。リーマンといっても2008年のリーマンブラザーズの破綻で世界経済に大きく影響を及ぼした話ではない。ドイツの数学者で150年ほど前に書いた論文をその内容を証明する前に亡くなった為、リーマンの予想した論文となった。その後天才と呼ばれる数学者が、それを証明しようと試みるが、あまりの難解に頭がおかしくなったりした人が何人もあらわれた。アメリカでは証明できれば、100万ドル(1億1千4百万円)の賞金が懸かっているが、150年経った今でも証明ができてない。3年前、イギリスの偉い数学者が証明できたと言って騒ぎになった。その後論文の説明前に亡くなってしまい、他の数学者が検証したところどうも怪しいとの事で証明には至ってない。悪魔の数式とも呼ばれ、頭のいい人は本気で解読しようとしない方が良いみたいだ。

そんな大変な数式を、一次方程式しかわからないマヌケな爺さんが正月のビール腹を抱え読み解くのは、トランポリンで大気圏を抜け出す程無理な話ではあるが、要は、ちょっとだけ知りたいのだ。

この論文は「素数」に関する内容であるが、我が中一レベルの頭でも「素数」位わかる。只、リーマン予想が証明できれば、素数の規則性も解ってしまう恐れがあり、そうなれば今の暗号システムはほぼ解読される。クレジットなどの暗号も見え見えとなり、世界中大ごとになる。自分の古くなった頭では素数の規則性は無いと思っているから、たとえ量子コンピューターを使ってもリーマン予想は証明できないと思う。でもほんの少しだけ解ればいいのよー。

薪ストーブに火が入る

12月も後半にかかると言うのに、毎日暖かい日が続き、わざわざ薪ストーブを焚かなくても、エアコンやファンヒーターで事足りていた。寒いのは嫌なのでそれはそれでありがたいのだが、燃料の薪が3~4年分位備蓄ができているため、何とか燃やしたいと思っていた。

f:id:santoukan8:20211222004951j:plain

やっとそこそこの寒さがやってきたので、脱炭素社会推進派からは怒られそうだが煙突のメンテそこそこにストーブに薪を燃やしてみた。

f:id:santoukan8:20211222010208j:plain

1年使わなかったとは言え、調子は良い。いつもより多く燃えてます。今年は着火の方法を変えスムーズに点火できるようになった。昨年までは薪をいっぱいに詰め、着火剤で一気に燃やしていたのだが、酸素を大量に必要とするため、着火に失敗した場合煙が室内に逆流し、嫁から「火事です、火事です」とクレームが飛んでくる。今は、燃えやすいものを山積みにし、バーナーでストーブの庫内を少し温め上部から着火する。すると少しづつ燃えながら、ドラフト効果により、比較的スムーズに上昇気流が発生し燃え上がっていく。

まあそんな塩梅で雪の降る夜はポカポカ暖房で、楽しいペチカなのだが今の所、雪は期待できないので、クリスマスにあった音楽でも聴くことにする。最近やや味が落ちたように思うが「銀河高原ビール」でも飲んで薪のパチパチを眺めながら、牛化することにしよう。

YouTubeからの貼り付けで、怒られるかもしれないが、まずは、ややハスキーなボイスがステキな「ノラジョーンズ」の「ホワイトクリスマス」。では、はりきってどうぞ。

いやはや中々でした。

クリスマスが近づくと孫のいるジジババは大変である。我が家の2歳半になる孫が新聞のチラシに指を指し「これがいい」と予告をしてくる。ママからサンタさんにお手紙書いてお願いしなさいと言われ、何か図形みたいなものを書いた手紙らしきものがサンタメールに入れてある。早くトイザラスに走らねばならぬ。

f:id:santoukan8:20211222211826j:plain

 

アフガニスタンで銃撃に倒れた福岡の医師である、中村哲さんが亡くなられて2年になる。あんなにアフガニスタンに貢献していたのに本当に気の毒である。そこに住む人達も、タリバン政権化で、大変な目に合っているようだ。早くアフガニスタンに平和が訪れる事を願いたい。

次は、中村さんとアフガニスタンに日本語訳の「ハッピークリスマス」を届けたい。

ビートルズのジョンレノンの曲だが、セリーヌディオンの力強い声で歌ってもらおう。さあ、張り切ってどうぞ。

いやー中々良かった。

このブログには書いてないが、今年も倉庫のリフォームや大小モノづくりに励んだ。来年は新たな計画があるので、もう少し投稿を増やしたい。

今年も残り少なくなり、ブログの投稿も今年はこれで終わりだろう。コロナで始まりコロナが治まればよかったのだが、どうも年末年始の人の移動で、感染の拡大は止められないみたいだ。でも、少しづつだが出口が見えだしたようにも思う。

最後はマイケルジャクソンで締めくくろう。

30年も前の曲だが、今も状況はさほど変わらない。地球を癒してあげようと言うか、大事にするから怒って災害をもたらさないで下さいと願いながら、マイケルジャクソンで「ヒール・ザ・ワールド」では、張り切ってどうぞ。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

f:id:santoukan8:20211222224619j:plain