もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

正月のテレビ番組

初詣

毎年正月2日の午前中が我が家の初詣パターンだが、今年は遅くて1月4日にお参りした。100歳になる婆さんが微熱と咳がでるため、暮の27日に病院へ連れて行った。PCRを含めいろいろと検査を行い結果として、10日程の予定で入院することになった。早く帰りたいと悲しそうな顔をするので、コロナの制限はあるが、3日おきに見舞いに行った。近くに住んでいてもこの調子だから、コロナ渦で長い間帰省できない人達は正月休みに帰りたいはずである。というか、親類の為に帰ってあげたいと思うだろう。

そんな訳で婆さんの退院の見通しは付いたので少し遅めのお参りにいった。

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いつもの阿蘇神社への参拝で、熊本地震で楼門が倒壊し修復中だが、中の拝殿は修復されており、つるつるの檜が輝いていた。1月2日の日であれば甘酒が頂けるのだが、さすがに4日ともなれば参拝者も少く短い行列で参拝も終えた。

神社の前の通りを歩くと面白い石焼イモ器が置いてあった。

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インドのタンドールを思わせる焼き釜があり、下から練炭みたいなもので加熱している。中の構造が気になったが、焼き芋を買う気はなかったので、相手にしてもらえなかった。昔の大きな瓶を使うと作れそうな気がするが、ストーブが早そうだ。

キンカン

ゆず、シークワーサーに並んでキンカンが良く実をつける。隣のお家の木だが、毎年食べられずに落ちていく。

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正月過ぎると甘さが増して、本当に美味しい。そんなには食べれないが、自分とカラスが食べる分は、許可を頂いているので、散歩の途中でキンカンに目が無い孫と頂く。工夫すれば加工もできるかもしれないが、加工しても以前作った杏酒の不評があるから、その時生で食べるのが一番だ。

正月のテレビ

Eテレ

何気なくチャンネルを切り替えていたら、スイカの頭をした人形とよれよれのウサギが何やら質問している。それに対して養老孟子氏と落合洋一氏が真面目に答えていた。難しい質問ではないが、回答に説得力があり短い時間であったが、なかなか面白かった。最後に番組名がでたら「子供の為の哲学」とあり、俺は子供レベルかと思った。とても子供を対象にした番組とは思えない。

箱根駅伝

これは見どころ満載の番組であり、青学の監督がタレント化しつつあるが、毎年手に汗握ってしまう。

それぞれの選手が語りつくせぬであろう、様々な苦難を乗り越え駅伝コースを走るので、どの位置を走るランナーでも応援したくなる。

今年もトヨタがスポンサー協力しているのだろうか、発売されてない新型の車が先頭を走っていた。監督車はアルファードで統一されており、監督の叱咤激励の声も競技を盛り上げる。さらに、優勝以外にも繰り上げスタートや天国と地獄の境である、シード権争いがハラハラドキドキとなる。

これだけでもハアハア言ってしまうが、なんといってもアナウンサーの実況中継のすばらしさである。今年は往路の実況がとてもよく中継のしゃべりは講談師のように見事であった。長嶋が活躍した昔のラジオ放送みたいに情景が浮かんでしまう。追い打ちを掛けるように絶妙なカメラワークで状況を捕らえるので、とてもいい放送になる。そんなわけでとにかく誰構わず応援するスポーツはこの競技位だ。

高校サッカー

高校サッカーは決勝戦位しか見ないが、今年は違う。オラが町の高校が活躍している。

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今まで何度か出場しているが、正直全国レベルでは無いと思っていた。ところが、今年は県の予選から異常に強く大量得点で無失点の強さだった。これは期待が持てると思っていたら、ついにベスト4まで勝ち上がった。大津高校は町の公立高校で、町内の選手は殆どレギュラーにはなれないのだが、各地からいい選手が集まってくる。その中でも今年は個人のレベルが高く、競った試合でも落ち着いている。

昨年は社会人野球で、町の本田技研が全国準優勝となった。高校の大会でなければ、県のくまモンや町のキャラクターほりだしくんが応援に駆け付ける所だが、これで、決勝も夢ではなくなった。今度の大津高校は点も取れるが本当は守りのチームなので、関東一との試合でも先制点が入れば面白い。

「イモ天」食って頑張ってハイヨ。