もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

雀の二世帯住宅を作る

どなたですどか?

コロナ感染者数が少しづつではあるが、下がってきたような気がする。しかし、海外からの入国やマスク着用条件につても緩和されつつあるので、このまま感染者が急に減る事はないだろう。

マスクも身近な人達の間では少しづつ外すようになった。長い間マスク顔になれたせいで、マスクした顔だけを見てきた人がマスクを外したら、初めてみる無防備の顔に何とも違和感がありそうだ。多分想像と違う期待外れの場面が多く出てくる。最初からあれこれ想像しておかない様気負付けねばならない。この辺の年寄りならば「アタだんな?」と聞いてくる事だろう。

古い話だが、昔「小椋佳」の「さらば青春」が入ったレコードを買った事がある。ジャケットにはジャニーズ系のさわやかな青年の写真が写っていた。声からして、そのような顔だろうとずっと思っていた。小椋佳は銀行員だったので、顔出しNGだったが銀行を止めてテレビに出たときはびっくりした。声に似合わずどこのおっさんだろうかと思った。

期待外れと言えば、以前総理であった民主党の鳩山さんである。沖縄の基地問題で当時の野党から迫られ「私には腹案がある」と言ってのけた。中々解決策が見つからない中、総理が言うのだから相当練った案だろうと思ったが、とうとう腹案とやらはいつまで待っても出てこなくて、周りを混乱させただけだった。期待外れを通り越して、詐欺に近い。

それらに比べて、オータニサンはすごい。以前の試合で9回2アウトで代打に出たことがある。球場は両チームの観客で割れんばかりの声援に、鳥肌が立った。結局その時は三振に終わったが、ヒットがでなくても一生懸命にプレーする姿に、球場の観客は満足した様子だった。

梅雨入り

毎年我が家の「沙羅の木」に花が咲きだすころ梅雨に入る。今年も花が咲きだしたら、梅雨入りで、雨が降り続いている。

遅くなったが、苗から作り育てた嫁のカライモ植えも、梅雨前に何とか終了した。

無農薬で作るので作業も大変だが、今年は6月に三歳になったばかりの孫が、遊びついでに手伝ってくれた。子供は泥んこ遊びが大好きである。

夏野菜が次々に穫れだした。今年1本だけアーティチョークの収穫ができそうである。最初アザミの化け物かと思ったが、イタリアの野菜らしい。さすがに直売所では売れそうにないので、何かしら料理して食べてみよう。

雀の住宅事情

昔は母屋にツバメが巣を作り、納屋に雀が巣を作っていた。いつの間にかツバメも寄り付かなくなり、雀も近くに姿は見かけるが、どこに巣があるかわからなかった。ある時、偶然に勝手口の横にある電力メーターの中にスーッと消えていった。

あれれと思い電力メーターのカバーを外してみたら、何層にも重なった羽根布団が出てきた。

カバーの隙間から出入りし、隠れ家をこしらえていたのだ。今の電力計はそれほど熱は持たないのだが、危険な状態である。巣を取り除き、このままカバーを外したままにしておく手もあるが、折角付いているカバーの仕事がなくなるので、雀の進入防止作成し、カバーは付けることにした。当然雀の寝床も作ってあげなければならない。

カバーに柔らかくフィットし、電力計の熱を逃がす隙間を作るため、薄手のプラスチックシートで作ろうと思ったのだが、丁度昨日区の手伝いでもらって食べた弁当のカラがゴミ箱にあった。少し豪華な弁当だったのでやや丈夫である。弁当の蓋が材料としていい塩梅だ。渡りに船とはこのことだ。耐久性に不安はあるものの、カバーの内側に付けて雀の進入防止は完成した。

二世帯住宅

電力メーターから追い出した雀のお宿も早く作らねば、梅雨の豪雨時に雀は大変な思いをする。新築とまではいかないが、その辺にある板の端材を見つけて適当に切り出す。

まだしばらくは、卵を温めたりしないが、後々子供でも出来れば部屋が狭くなるのでこの際2部屋作る事にした。

入り口を半円にし、餌を与えやすいように止まり木をオプションで付けた。全体を塗装し、雨のかからないベランダの屋根裏に取り付けた。古い羽根布団も中に敷いて、部屋は二つに仕切った。家賃ゼロ、見晴らし最高。後で捕まえて食ったりしないので安心して入居できる。さあ早い者勝ちだ。