もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

さよならクロスロード

100点満点

温暖化のせいか、いつになく早く桜が咲いた。熊本では9分咲き位だが、すぐに満開となる。熊本の空港も国内線と国際線が合体し、23日から滞在型の空港ターミナルとしてリニューアルした。早速台湾からのチャーター便が到着してくまモンも大忙しだった。台湾半導体企業の進出で、周辺の道路、住まい、鉄道、空港とこれに対応するため次々と変化している。今来熊の台湾からのお客さんは、とりあえず丁度見ごろのサクラと食べごろのイチゴは堪能できるはずだ。

WBC

連日の放送で、WBCは始まりから終わるまで、最高に盛り上がった。試合後もニュースで取り上げ、お腹いっぱいになる程見せられるが、それでも放送を見てしまうほど面白かった。まるで作られた映画のようなドラマチックな展開で、我らが「村神様」も最後には実力を発揮でき、期待に応えられた。圧巻は最終回の泥にまみれた姿でマウンドに上がるオオタニさんの登場で、さらに千両役者のトラウトがそろい、ボルテージは最高潮に上った。そして世界NO1バッターに渾身の投球で三振を奪いゲームを終わらせた。選手がダッグアウトから飛び出し抱き合い歓喜にあふれたが、ここでも、JAPANの4番バッター吉田君がやってくれた。飛び出しに失敗し、フェンスを上手に超えられず、前のめりに転んでしまった。一生懸命やっているとこんなことはよくある事で、この優勝の本物感が伝わってくる。相手に敬意を表し、日本文化の人を思う気持ちが随所にみられ、日本人の良さを改めて思う事が出来た100点満点の大会だった。

貯蔵庫の屋根を交換する

そろそろ出ても良いのでは?と今の楽しみを散策しているが、なかなかタケノコさんがでてこない。

やっと1個探し当てタケノコの味噌汁で頂いたが、何となく味が薄いようで、美味しく食べるまでにはもう少し時間が掛かるようだ。

あまり使ってないが、我が家の裏に貯蔵庫がある。甘藷を多く栽培している頃に作ったもので、ここ20年ほどは、少しばかりの甘藷貯蔵に使っているだけである。

50年程前に父が作ったもので、貯蔵庫の中は10畳ほどの広さがある。中は18度位の温度で年中ほぼ一定している。まさか戦争は無いだろうが、熊本地震にも耐えたので、いざと言うときはシェルターとしても使えるかも知れない。

早くからトタン屋根がボロボロになっており、修理せねばと思っていたが、特に不便ではないので修理は後回しにしていた。

最近嫁が貯蔵庫を使うようになり、屋根の上からニョロが2回程落ちてきたのを見たらしい。ドアの開閉時に自分の頭の上にでも降ってきたら一生トラウマになるので、この際屋根だけでも修理することにした。

まずは、うっとおしい天井のツタや葛をとりのぞき屋根材も撤去した。

実際屋根は無くても貯蔵に影響はしないのだが、雨の時、物の出し入れが不便になるので、軒先2m程の屋根を入り口に取り付ける事にした。

単管パイプと木材で支えの部分を作り、土台をセメントで固めた。単管は金具で固定する為、辺ぴな所でも容易に垂直や水平が調整できる。この上に屋根の部分を乗せ固定すれば出来上がりだ。

作業しやすいように、車の駐車場の中で、木枠をつくり、屋根はトタンにするか迷ったが、天井が暗くならないようにポリカ波板を貼った。

嫁に手伝ってもらい、よっこらせと一気に屋根を乗せた。

1.8m×3mの屋根が出来上がり、入り口付近も明るくなった。これで当分の間ニョロに悩むことは無いだろう。ただ、入り口のドアも傷んでいるので、横壁の補強と、ドア交換の2期工事を暇を見てやらなければならない。

ありがとうHONDAクロスロード

長年乗っている乗用車の車検が近づいてきた。最近の移動手段は軽のNボックスで、フットワークがいいので、乗用車の出番は旅行や多人数での移動などで、年数回程度になっていた。古い車だが、7人乗れるので、昨年の蟹食い家族旅行には活躍してくれた。

最近の車は、イナリ寿司スタイルが多く、これは昔の月面探査モデルににており、全体のスクエアなデザインがすごく気に入っている。さらに、エンジンルームにゆとりがあり、何かといじる時に余裕で手がはいりそうで、作りもしっかりしている。

ただ、車検証を見るとここ4年間で5千キロしか走ってなくて使用頻度は少なくなるばかりだ。暇を出すには寂しいが、走行距離もそう多くないので、海外勤務になるかもしれないが、他の地での活躍を信じ手放すことにした。とりあえず、値段が付くのかネットで見積もりを申し込んだら、翌日朝から何事かと思う位電話がかかり、我先に現車を見に来た。2008年製の車でひと昔前ならほぼ査定が付かないのだが、予想をはるかに超えた金額で提示してきた。聞けば中古車バブルが来ており、車種によってはホンマでっか?と思うような価格が付くそうである。手放すには寂しいが年金暮らしの年寄りには無駄な持ち物で、目の前の提示された金にも目がくらみ、愛車とのわかれとなった。連れていかれる時は閉店時の蛍の光が頭に浮かんだが、まだまだ現役で頑張る事を願って、静かに手をふった。

この先特に替えの車が必要ではないが、お金を手にした僕は、これを元手に次の車購入に心はすでに移っていった。

農作業

嫁の今年の農業計画では、昨年の赤字にもめげず、さらに作付け品目が増えている。昨年よくできた甘藷も、べにはるかに加えシルクスイートを植える事にした。

子供たちの住んでる新しい家の横にも畑があるので、何種類かの野菜を植え付けした。しばらくしたら手に負えなくなるような気がしてならないが、なんとかなるだろう。

今年は日本ミツバチの活動が遅いように感じるが、4月になれば分蜂が始まり子供のように走り回らなければならない。毎日の散歩も計画していたが、当分出来そうにない。しばらくは忙しくなるのだ。