久しくブログを書いてないので遠くの親戚から生きながらえているか心配の声も出てきた。ただ忙しかっただけで久しぶりの投稿となる。世の中が目まぐるしく過ぎていくのでただただ早送りの生活となっている。毎日トランプの関税騒ぎで、もうなるようにしかならない。多分アメリカも収拾がつかなくなるだろう。少し騒ぎすぎである。
最近体のポンコツ化が進んでおり、今まで未体験の病気がいろいろ出てきた。
最近この2か月程めまいに悩まされている。クラっとしためまいである。日に何度か発生する。目が回るほどではないので正確には「めま」位である。運転中に何かあったら困るので、原因が分かるまで、遠出の車の運転は嫁のお抱えが付いてくる。脳神経外科、心臓内科、耳鼻科の三点セットで原因を調べたが、よくわからない。とりあえず最後に行った耳鼻科から漢方薬を頂いているが、いまだに時々「めま」が起きる。自分の見立てでは、いわゆる老化が進んでいて各部各機能の性能が下がった結果なのだろう。医者も決定打が無いので様子を見ながら考え中のようだが、早期完治を目指すならこの先神様に祈るしかないようだ。
今年はタケノコが裏年で、出るのが少ないとのことだったが、やはりタケノコも意地があるのだろう1本見つけたと思ったら翌日13本も出てきた。3日に1本位で良いのだが、こんなに出てくればそこらへんに配るしかない。そのあとも一気に16本出てきて、もうやめて下さいと思っていたら、打ち止めなのかそれで今年は終わりとなった。
最近はイノシシが出没し田舎のささやかな旬の楽しみを横取りしていくので、竹山に電気牧柵を付けている人もいる。そこまでするか?と思うが出始めのタケノコの味噌汁や山椒とタケノコの混ぜご飯はやはり今の時期ありがたい。
熊本地震あれから9年
少し前になるが宮崎で地震があったとき、スマホが「大地震です」と騒いだ。即座にスマホと懐中電灯を持ち出し外に出たのだが、そのあと気持ちばかりの揺れで地震は収まった。ただこの時薪ストーブに火があったので一旦逃げた後、また揺れが来るかもしれないから嫁が水をかけようと言い出した。「そるばかりはこらえちくれ」と止めた。ストーブは鋳物だから一気に冷やすと割れてしまうのだ。考えた末砲丸位の大きさの水球をビニール袋で造り傍らに備える事にした。いざ有事の時はストーブの中に水球を投げ込むのだ。思わぬ我が家の防災訓練ができた。
今では地震後の大変さも忘れがちになってしまったが、この少し肌寒い季節を迎えると当時の記憶が鮮明になってくる。ミャンマーでも大きな地震が発生したが、命を守る確かなすべはない。その人の運が大きな防災でしかない。
朝から踊る鶏
我が家の鶏もだんだんとメンバーが少なくなり、肥後チャボ1匹と小国鶏1匹となった。何の芸もなくひたすらこの子たちを飼っていると思っていたら、最近小国鶏のオスがえさを与える前に喜びのダンスをするようになった。
尾を振る犬はカワイイと言うが、この鶏は朝エサやりに行くと止まり木の上で足踏みを始め、喜びを表すようになった。しかも最近は足踏みが早くなりとても自慢げに見えてしまう。しかし、いつぞやは足を踏み外し金網との間に挟まりしばらく抜け出せずにバタバタとしていた。たまに下にいて、自分がエサやりに来ると慌てて止まり木にかけ上りダンスを始める。鳥語が解ればどういうつもりか聞いてみたいが、やっぱり感謝のタップダンスだろう。
Sakurayama Coffee Roaster おかげ様で1周年
3月で珈琲豆店が1周年を迎えた。いくつかの店舗と無農薬農家さんなどの協力で感謝イベントも無事終えた。いろいろと課題も見えているのだが、今は少しずつ桜山珈琲ファンを増やしていくつもりである。
一儲けしたわけではないが、高性能カフェオレマシーンも導入した。極め細かい牛乳の泡ができハートや花びらなどのアートもできてしまう。最初ひょうろく玉みたいなモノしか作れなかったが、最近ではなかなかのアートも作れるようになってきた。
今年の桜は例年になく長持ちし、我が珈琲店の名前のゆかりにもなった桜山の桜が店の窓越しに美しく咲いてくれた。
阿蘇の山々と外輪山、サクラの取り合わせは一番の眺めとなる。
万博を見に行きたい。
いつものパターンで始まる前の下馬評とは裏腹に、物好きの日本人はやはり行ってみたくなる。愛知の時は「冷凍マンモス」を見たかったのだが、入場迄7時間待ちといわれとうとう見れなかった。今回は並ばない万博と銘打っているのでお目当てが何とか見れそうである。火星の石も見たいし、IPS細胞でつくられた心臓はまさにミラクルである。時がたてば実用化もそう先ではなさそうだ。そのうちアマゾンでも安く売られるかもしれない。10年間健康保障200万円とか、マラソン仕様20年保証300万とか大谷モデルなど夢ではない。25年後の自分に会える装置もあるらしい。若い人は25年後祖父や祖母に似た顔が出るそうだ。ただ、高齢者の測定はどうなるだろう。25年後100歳を超えた場合、位牌でも出てきたら客は怒るだろう。それにしろ想像しただけでも楽しくなる。
今年のテーマは「いのち輝く未来をデザインする場」となっているが、前回の大阪は「人類の進歩と調和」であった。そしてこの人がやってくれた。
「芸術は爆発だ」の岡本太郎である。当時、面白い芸術家のオッサンとしか思ってなかったが、今になり彼の偉大さがわかった。人類の進歩と調和に対して縄文人のオブジェ太陽の塔を作ってしまった。そして「文明は大きく進歩したが、人間の進歩はなく虚しくなっている。機械の奴隷となっている」と言っていた。今、まさに彼の言葉どおりである。人類はスマホたちの奴隷となり、トランプやプーチンのような調和と無関係な指導者を作り出している。人類は進化するどころか退化するばかりだ。
まあ嘆いていてもしょうがないので、我々健康にやや不安な貧乏人は、何とか安価で安心安全な方法で万博に行く方法を模索しなければならない。現金はしまい込みバッテリーを背中にしょって、慣れないスマホを駆使して今を楽しむより他ない。