たまがった熊本地震
畑の雑草が日に日に伸びるので、日差しが低いうちに畔草の刈払いをせねばならぬのだが、いまの気温は本当に異常で、日中調子に乗って作業すると体がおかしくなってしまう。草刈り作業するなら、早起きし毎日少しづつするのがこのあたりの農家である。我々は早起きが苦手なので、この日はやや日差しが強い中の作業だった。
作業後シャワーを浴びてクーラーの効いた部屋でネットフリックスのドラマを見ながら牛の舌みたいにソファーで長くなっていた。
前触れもなく緊急速報前に家が揺れた。それも尋常でない。10年前の歩けないほどの揺れではないが、これはヤバイやつと思いすぐに嫁と裸足で家を飛び出した。この揺れからして、震源地は近場に違いないと思ったのだが、手に持っていたのはテレビのリモコンで、恐る恐るスマホを家の中に取りに行った。

スマホはやっと、緊急地震速報が流れており、地震後も「ぎゅるるーぎゅるうー」とうるさく鳴っていた。
この町では、10年前に震度6強の地震に見まわれ大変な思いをした。今回の震度は6弱で、揺れたわりにはケガや大きな被害は無かったようだ。まずは地震が収まり、周辺の安全確保と身内の安否確認を行った。2年前に「我が家の防災マニュアル」を作成していたので、あまりうろたえず、それに沿っていろいろと確認し、次に来る地震に備えた。隣の一人暮らしの方の安否確認にも行った。隣の方は肝が据わっていて、中からのこのこと出てきて「どぎゃんしとらんバイタ」と言われた。
今回の震源地は日奈久断層の上の部分で、大地震の可能性Sランクの場所である。2年前の地元テレビで、30年以内に16%の確率で起こると言われる地域であった。
自然災害なので、どうにもしょうがないのだが、震源地付近の大きな被災地は、今からやることが多すぎて、途方に暮れている事だろう。毎日作業が少しもはかどらず、地震の恐怖におびえながら数週間耐えなければならない。今の酷暑を思うと本当に気の毒でならない。安心して暮らせる状態には多くの時間を要する。なんとか乗り切るのだ。
因果関係
「風が吹けば桶屋が儲かる」と言うことわざがある。これは風が吹いて桶屋が儲かるまでの因果関係の長い話だが、最近気づいたことで、ここにも因果関係があった。
お店の人気メニューにブルーベリーを使ったタルトがある。ブルーベリー自体は直売所で仕入れたりするが、我が家のブルーベリーは実が大きく、これが買ったものより美味しいため、鳥に食べられぬようジイが管理している。

今年は畑のスイカをカラスに食われぬよう防鳥テープを張って効果があった。ブルーベリーも熟れてくると、山鳩みたいなやや大きな鳥が食べにくる。こいつらに食わせてはならぬと、木の周りをテープで覆って一粒たりも無駄にせぬ作戦にでた。

鳥も恐れをなして実も大きくなったのだが、この木の葉っぱが大好きな電気虫と呼ばれるイラガが大量発生してしまった。

葉を少し位食べるには別に構わんが、イラガは葉の裏に付いていて、これを知らずに肌が触れてしまうと、火傷したような激痛が走り、しばらくはその痛さにのたうち回らなければならなくなる。なぜ今年はこんなに居るのかと考えてみたら、これを餌にしている鳥さんを避けていたのだ。つまり鳥に防衛費を払いついでにイラガも食べてもらわなければならない。あの刺されたら痛いアシナガバチさんでさえ、毛虫を好物としているので、イラガを駆除してくれる。ブルーベリーの収穫がおわるまで、それぞれ持ちつもたれなければならないことを悟った。
最強、ツムラL-52
最近草刈りにはツムラの刈刃を使っている。2枚刃、3枚刃、40チップソーとよりどりみどり五月みどりである。これまでいろんなメーカーの刈刃を使ったが、今のところL-52これが最強である。
我が家から町道に出る際、街路樹のツツジが邪魔で車や自転車などの通行が見えにくい。年々背丈が大きくなるので、役場に危険防止の為、何度かひざの高さ迄ツツジを切って欲しいと要望していた。背丈を短くするには手間がかかるし、片づける量も多くなるので、毎年伸びた分の葉っぱしか切ってくれない。仕方が無いので、自己責任で切ることを役場に告げて短く刈り込むことにした。以前園芸用のトリマーでやったが刃が立たなかったので刈払い機でバリバリと切ることにした。

ここで登場したのがツムラのオールラウンドL-52である。この場所にうってつけの商品なので、この際使ってみることにした。L-52は刃のチップが文字通り52個もついている。価格は4000円位で少々お高いが、噂にたがわず今まで使った商品のどの刃より切れるし強い。
おかげで親指より大きい枝も、バリバリと数分で刈り上げてしまった。

刈刃の研磨機があるので、少々手荒に使ってもちょっと研いでやれば新品の切れ味が戻ってくる。普通の雑草は表面を滑らすだけで良い。この刈刃を付けるだけで草苅作業が待ち遠しくなってしまう最強の1枚だ。
バルタン星人現る
嫁が2度目のバネ指、腱鞘炎の手術をした。前回は左手で今回は右手になる。今回は、指の数が多いので回復まで時間がかかる。
熊本は、うなぎと言えば「徳永」で何店舗もありほぼ一択である。店の前の美味しいニオイだけでご飯が食べれるほどだ。そして、腕の事や腱鞘炎の手術といえばひかりの森の「かとう整形」で、これもほぼ一択でほとんどの患者がここで行う。

嫁はしばらく運転ができないので、自分が送り迎えしているが、車で待っていると帰りにはバルタン星人化した人たちが次々と病院から出てくる。

病院の待合室には結構の患者が待っているが、手に関してはほぼ治療システムが完成しているのか、スムーズな段取りで事が進んでいくようだ。指先をよく使う人がなりやすいとのことだが、ウルトラマンとしては、早く治ってもらわないとしばらくは茶碗洗いや料理教室が続いてしまう。
コーヒーテラスの増築
近くのホームセンターに行ったら、駐車場に長めのパレットがおいてあった。店舗で古くなったり、壊れたりしたものが、お持ち帰り自由と書かれている品物である。普通大きさ1m角位だが、90cm×240cmの長いものが2枚あった。何かに利用できそうで、利用できない時は切り刻んで、薪ストーブの燃料になるので軽トラにて2枚お持ち帰りとなった。

事務所周りを見渡しあれこれ考えたのだが、雨の日でもBBQやそうめん流しが出来れば孫たちも喜ぶだろうと、今あるコーヒーテラスを2倍に広げる事とした。

今の広さが約2m×2m位でそれに合わせ、パレットを2mに切って床を広げ、屋根も同じ並びで取り付けることにした。

屋根材だけは買ったが、薪にする予定の丸太があり、長さもちょうどよかったので、屋根の支柱に使った。床の高さ調整が面倒であったが、ホームセンターから持ってきたパレットにコンパネを敷いて補強し、床面積が2倍の2m×4mとなった。

樋を買う金がなかったわけではないが、日本のトラディショナル素材の孟宗竹を使い雨どいとして使う。いざというときは、ソーメン流しに使える。(なにーやっちまったなー。男は黙って竹)

ほぼ完成したが、どこかの国のスラムに見えないでもないので、周りをコンクリートで覆い、日よけを天津すだれに付け替える。

芝を少しばかり敷いて、ほぼ完成となった。今の時期は暑すぎて一応古い扇風機を塗装して取り付けてはいるが、涼しい時間での珈琲や夕暮れ時のビールくらいは使えるだろう。

夏場のネコの蚊取り線香と1個割れて1匹しかいないがシーサーが見守り活動をやってくれてる。



















































