昨日の朝4時頃だった。異様な気分悪さと、左腰の痛みで目が覚めてしまった。ニワトリも寝ているというのに、まだ嫁を起こすわけにはいかず、体をくねらせ必死に痛みに耐えた。脳裏に浮かんだのは、腎臓結石の移動による激痛で、２～3日の治療と安静だった。思い起こせば、20年前に初めて発症し、その後10年前に2度目が起きた。医者から、高い確率で再発しますと、脅しを掛けられていたので、経験値から10年ぶりの結石がワタシのところにキターーーと思った。
今まで2回とも回復に3日程要したので、まだ30分もたっていないのに明日からの病院通いを考えると、さらに気分が悪くなる。
1時間程我慢した後、嫁を起こし、「どぎゃんもぎゃんもいかんバイ」と伝えると、早速「それは大変、病院に行くバイどこがヨカ」と言う。こっちは力が抜けてしまっているから、もうしばらくしてからにしようと体をくねらせ枕に頭を突っ込みウーンウーンとうなるのが精いっぱいだった。
それから2時間後目が覚めた、あの痛みから不覚にも眠ってしまったのだ。朝6時だもうすぐ病院で痛み止めが手に入ると思ったら、あれー痛くないぞーどーした事か？もしかして結石が外に出たのか？こんなに早く痛みに勝利したのか。不安は残るが、痛みが消えればこっちのものだ。
結局、念のためクリニックで検査し、結石の発見には至らず、しばらく水を多めに飲めば大丈夫と言われた。
というわけで、今日1日ベッドで安静にしようと思ったのだが、ベッドの上でテレビを見ながらパソコンを使おうと、急きょ病院で食事するときに登場する、ベッドテーブルを作る事にした。
昼までおりこうにして、使えそうな板材等を探す。構造は簡単で、板をコの字に作り足にキャスターを付ければ出来上がり。
みんなあまりもので、運よくキャスターもそろったので、ベッドよりやや大きめのサイズで作る。
ざっとこんな感じで、すぐに完成した。今先まで、腰の痛さでのたうち回ったことも遠い昔のようだ。
こんな感じで、ベッドの上が広く使えて、遠目にテレビも拝めるようになった。
人にもよるが、ひとたび病気すると健康のありがたさが身に沁みる。場合によっては神様も登場する。良い子にしますので、何とか早く治りますようにと都合がいい。
この病気のつらさは、経験したものでなければわからないが、まあ今回は早く治ってよかった。クリニックの先生によると、よく発症する人は、毎年のように来られるそうだ。考えただけでも恐ろしや。
