滝を見に行く
ここにきて新型コロナがなりを潜めている。恐る恐るながらも外食屋さんや観光地が賑わい出した。このまま感染拡大が無ければありがたい事だが、誰にも予想できない。しかし、日本人はつくづく真面目である。我が家以外のお出かけでは必ずマスクをつけている。いい人も悪い人も、寒がりの人も都合がいいのだ。
大分の「どーなんさん」がブログで白水の滝を紹介されていた。我が家から1時間足らずで行けるとこなのに、行った事がなかった。コロナも落ち着いた事だし紅葉と田楽を楽しみに出かける事にした。
あいにくの小雨で、休日では無かったので、車もスルスルと目的地へ着いた。期待していた紅葉は疲れた景色みたいに所々の色どりしか無かった。
目的地の駐車場にお食事処はあるのだが、車は1台しか止まっておらずヤマメの塩焼きの匂いも漂ってこない。入り口の案内にはお休み札が掛かっていた。
田楽は逃したが、滝が逃げることは無いので紅葉しかかったモミジでも眺めながら川沿いを歩く。
滝までの距離は600mと結構な運動となる。途中すれ違った方に「結構いい滝ですよ」と言われ、ハアハアとなりながらもやや足場の悪い石畳を歩く。
案内にもあるように、途中小さな滝がいくつもあり、水量も豊富である。夏場に来れば良い避暑地になるだろう。
メインの滝に着いた。落差はそんなにないが、キレイな滝である。周りの景色と合わせ、いい滝である。下を流れる川には山女魚も沢山いる様だ。今度は夏場に来てみよう。
久しぶりのパラゴン
我が家で珈琲の自家焙煎をやってるので、よそに出かけるとコーヒー屋さんは気になる。道沿いにジャズ喫茶みたいな看板があったので珈琲の実力と音響設備を拝見する為、寄り道をする。
沢山のJAZZのCDとLPレコードがある。驚くのは「パラゴン」が居られた。パラゴンと言ってもカネゴンやタンスにゴンの仲間ではない。JBLの大型スピーカーである。
横幅が畳1枚半くらいある。40年ほど前オーディオ店に150万円位で売ってあった。もう廃盤なので、今買うと中古で400万円位はする。個人的にはJBLの4344のほうが好きではあるが、クラシックなどはすごいスケール感がある。
床には沢山のアナログレコードと、腰が抜けるほど重いマッキントッシュのアンプが座っていた。普通こういうところは、年取った爺さんがマスターをやっているのだが、ここはトマト農家の奥様がマスターで、訪ねたときトマトの選別をされていた。JAZZ喫茶巡りの方たちが遠方から訪ねてくるそうである。
孫の七五三
朝夕の保育園送迎がすっかり板に付いてしまったが、保育園でのストレスを我が家で発散するので、毎日わがまま対策を練らなければならない。七五三を迎え、神社には親とお互いの爺婆も付いていく事になった。何を着ていくかで、どっちが七五三かわからない。
生まれたときお参りした「健軍神社」に2年半ぶりにお参りした。ちょっと無理があるが、菊の花でこさえた七五三の花飾りが迎えてくれた。
孫にも衣装で、オーソドックスな着物である。もう亡くなったが、嫁の母が40年ほど前に娘に作ったもので、孫は自分の母の衣装を着る事になった。
お祓いが済むやいなや千歳あめを食べたいと言い出し、手はべたべたになりながらも離そうとはしなかった。
人生に必要なのは、宿命それから運と才能。三つの内二つあれば、人生は順調と言う。まだ2歳半で少しづつ物事を理解していくだろう。健康で幸せな人生を願うばかりだ。
コロナが静まり会食場所も中々取れなかった。やっと取れたのが、フグ料理のお店だった。宝くじには当たっても、慣れないフグに中ったらどうしようと思ったが、怒ったフグみたいにお腹はふくらんだ。
今の時期、朝方は微妙に寒いが我慢できない程でもない。毎年温暖化は進むばかりで、薪ストーブも活躍出来てない。暖房の節約にはなるが、今年穫れた甘藷を熾火で早く焼きたいものだ。