もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

石を支えきれず大猫現る

阿蘇に今流行りの4Kアンテナの取り付けに行った。ちょと風邪気味だったので、屋根の上での仕事はあまり気分がいいものではない。

そもそも4k放送が始まり、普通の地デジも十分キレイに映るようになったので、4K放送の必要がどれほどのものか?特に50インチ以下のテレビではオーバースペックで、売り手の為の技術のように思える。まあ見る人が満足すればそれでいいのだが。

それより、この後行きたいところがあったので、仕事を早くに済ませ近くの食堂へ行った。

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マグマ食堂というところで、いかにも阿蘇山が噴火しそうな名前である。しかし、味は結構おいしく作業員の昼食にはよく利用されているようだ。

この辺りは、食堂らしきところが少なく、別荘地も多いため、しゃれたカフェやパン屋さん等が多く、仕事中のひるめしには今一つ力がわかないため、食堂とか定食などある場所がささっと食べられ安心するのだ。

メニューに「赤牛ライス」というのがあったが、この店は基本的にラーメンの種類が8割くらいで、今日は体調に合わせ、さらりとした「高菜ラーメンあっさり」735円を注文した。以前ここの自慢の「マグマラーメン」を食ったが、名前に似合わず、あっさりとした豚骨で、結構うまかった。

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ほんとに薄い味で、高菜をちらすと丁度いい味になる。今回も外れなかった。

腹ごしらえを終えると、この食堂から車で5分ほどにある今日の目的地の「免の石展望所」へ移動する。

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赤牛ロードを横切り一気に山のすそ野を駆け上がると、南側から眺める阿蘇の山々が順光に照らされて、壮大なスケール感で現れる。いつみてもこちらからの眺めはいい。

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展望所にはすぐに着いた。休日でもないので誰もいない。以前は受験生が多く集まったものだが、熊本地震以来受験生から猫好きの人たちに変わってしまった。

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もともと岩の間に石が挟まり、何万年も落ちなかったため、受験生が落ちない祈願で通ったものだが、先の大地震には勝てず、石が落ちてしまった。

実際にはこの展望所から振り向いた先に遠目に見えるのだが、この岩の真下まで行くには片道1時間程かかってしまう。

今の写真が以下のようになっている。(フリー写真転写)

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まるで猫の姿絵である。今日は下の展望所からの眺めであったが、ちょっとしたトレッキングのいいコースなので、ワラビが出るころに孫たちを連れて遊びに来たい。