もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

梅をちぎる

家にある梅の木に、今年も沢山の実が生っている。樹齢70年以上は経っていると思うが、毎年これでもかという位の勢いで実が生る。

小さいときはいろいろな方法で食べた記憶がある。学校から帰ると近くの仲間と集まり、新聞に包んだ塩をポケットに入れその辺の生梅を食べて回った。熟する前の青梅がカリット美味しく?、ある程度熟した梅を食べるとなぜか歯が浮いてくる。イクリ(プラム)も同じ時期で結構一緒に食べてお腹が痛くなった記憶がある。家でも、梅干しや梅酒などいろいろ加工して活用していたが、最近は殆ど食せずに、ただ熟して落ちるのを待つだけだ。

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結構高いところから落ちるので、落ちたときにボテッと鈍い音がする。そのまましておくと小さな虫コバエみたいなものがやってくるので、落ちた実がたまったらまとめて捨てなければならない。

これが100円玉だったら大変うれしいだろう。毎朝20個位落ちるので、朝早起きして拾い集めれば、いい小遣いになるし、5個程マックに持っていけばお昼のランチが食べられる。落ちた時の音もチリンと聞こえそうだ。

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現実はそんなに甘くないので、一輪車に乗せて処分した。それでも後2台分は十分あるので、あとしばらくは梅の落ちる音を聞かなければならない。

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梅の木は枝が複雑に生えているし、棘があるので、登るのは容易ではないが、丁度近くに2段梯子があったので、剪定方々木に登り、梅の実を少しばかりちぎる事にした。木から落ちて笑われたらいけないので、安全帯を腰に巻きロープを木にかける。これで落ちても地面には届かず、スパイダーマンみたいに、ぶら下がることができる。

余分な枝や枯れ枝などを小型のバッテリーチェンソーで落とし、手の届く範囲で梅の実を手でもいだ。

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貰い手がないと梅が無駄になるので、2Kg程ちぎり、行先を探したら親戚が貰ってくれることになった。何を作るのだろうか。