随分寒くなってきた。気が付いてみる11月も半ばを過ぎてしまった。クリスマスもあまり気分ではないが、すぐに年の終わりがやってくる。災害の被災者にとって、冬の寒さは大変こたえるであろう。しかし、災害の復興より、桜の花見の事が騒がれ正直うんざりである。
霜が降る前に甘藷を収穫せねばならぬ。大した量ではないが、嫁が手伝ってくれとのお達しで、久しぶりに畑にいった。
今年は、夏場雑草まみれになってしまい、つるの生育もあまり良くない。イノシシも食べに来た足跡はあるが、かわいそうに思ったのか、荒らされた形跡はなかった。
今年は、ほくほくの「紅アズマ」ねっとり甘い「紅はるか」色がきれいな「ムラサキ芋」の3種類を植えていた。掘ってみると、丁度食べごろの芋がそこそこ収穫できた。我が家での消費はわずかな量で、ほとんどおすそ分けになる。それでも消費しきれず、結構な量のイモが腐れて廃棄になってしまう。主食をイモに変えれば良いが、そうそう食べれるものではない。
大方半日で作業は終わったが、結構な種類の野菜が植えてあった。いつの間に植えたかわからないが、近々食卓に並ぶだろう。
これは自生したパクチーである。至る所に植わっている。
とげとげの野菜は「エンダイブ」でサラダに入れて食べる。結構苦いのでそんなに食べれない。
これはカブとみられる。酢漬けや味噌汁にいれて食べるが、自分は大根おろしみたいに、おろして生で食べるのが好きである。
これはサンチェである。肉に巻いて食べたりするが、最近は肉も食卓に上がりきれず、サラダで食べることが多い。
ジャガイモもそろそろ収穫時である。春じゃがは消費しきれず芽が出てきたので廃棄した。
大根は丁度食べごろとなっている。魚のお供に、シークワーサーを大根おろしにかけて食べると大変美味しい。
これは何かわからなかったので嫁に尋ねると「ビーツ」との事だ。ボルシチなどのスープにするそうだ。
他に、ネギ、アスパラ、水菜、ホウレンソウ、タマネギ、ニンニク等植えてある。
寒くなると、雑草は激減し、害虫も少なくなる。しばらくは、新鮮できれいな野菜がたべられそうだ。