もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

運転が下手になった

東京オリンピックの採火式がギリシャで行われ、今月20には日本に到着する。この後どうなるだろうかと思う。台風の中船を出すような感じで、果たして目的地についてくれるのだろうか。

WHOも今回のコロナウイルスパンデミックを宣言した。新しいパン粉の名前みたいだが、宣言したところで何かが始まるわけでもなく、感染者が大きく増える事だけは間違いない。

それにしても、イタリアの刑務所の囚人はふざけている。コロナで家族と面会禁止となり、自由が削がれたと暴動を起こしている。おまけに恩赦を与えろとか勝手放題で、今まで罪の償いで檻の中にいるのに反省のかけらもない。考えてみれば、一番安全な中に暮らしている。イタリア人は殆どマスクをしないので、感染は拡大するばかりだ。病気にかかってないのでマスクはしないそうだ。この国の人達の国民性だろうか。

 

物が壊れるときは大体一緒に連れ立ってやってくる。朝洗濯機が不具合になり、使っているインパクトドライバーのバッテリーが壊れた。仕事先では車を駐車場の車止めに乗り上げた。何か、年金をもらうようになり、運転が段々下手になっていく。3か月ほど前には、狭い路地をバック中に電信柱に当たった。大きな音がしたが、幸い電信柱は無傷で、自分の車はばっちり縦のへこみができた。どれもこれも注意力が散漫だからだ。今日車のバッテリーを買いに行ったら、駐車場の中を、ガガガガーと音を立てて軽トラが走ってきた。何事かと思ったら、赤いカラーコーンを車の全面で押しながら走っている。あわてて車を制止し、コーンが挟まっていることを教えたら、80手前のじいさんだったが、バツが悪かったのか、助手席の奥さんに文句を言っている。いやはや自分もそうなるのだろうか?

仕事を終え帰ろうとしたら、今度はエンジンがかからない。以前も同じことがあった。畑でかからなくなり、家の近くだったのでブースターケーブルとトラクターをもって行き、車につないだがやはりかからない。困った末、車の説明書をみたらスマートキーの電池切れと解った。今の車はプッシュスイッチが多いので、余分な故障が発生する。今回は前回の反省を踏まえ、予備電池を車に忍ばせていた。ここぞとばかり電池交換したが、今度は車のバッテリーが原因だった。畑仕事の最中だった嫁に電話して、褒美のローソンのカフェラテを与え、ブースターでエンジンをかけ、やっとこさ家に帰った。

そんなわけで、家で少しばかり充電して、バッテリーを買いに走った。

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ハイブリッド車ではないので、標準のバッテリーが付いている。交換は10mmのレンチ一つで10分もあれば交換できる。

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今まで付いていたのが、ユアサの34B17Lで、それより容量が大きい、メイドインJAPANのユアサ40B19Lにした。今の車は電気の消耗が多いので大きいことに超したことは無い。おまけに取っ手まで付いている。

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うまく収まった。これで2年間4万キロは安心だ。

嫁が乗る畦道のポルシェも車検が近づいているので、この際タイヤを交換することにした。よく見ると、前輪のタイヤにヒビがある。よく見なくても判るので、付いていたのと同じ、ダンロップのライトトラック用にした。

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軽自動車のタイヤくらいまでは、比較的容易に交換できる。ただ、タイヤのビートを落とす、ビートブレーカーが必要だ。以前このビートブレーカーを木材で作ろうとしたが、強度が無く断念した。しかたなくネットで探し手に入れた。

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だいぶ使ったので、元は取れたが、なんせ、非力なため軽自動車のタイヤ位しか外せない。前に乗用車の17インチに挑戦したが、あの手この手で大事した。タイヤの跳ね返りで、あやうく顎を打ちそうになった。さらに、コンプレッサーも非力なため、中々空気が入らない。だから自力での交換は軽自動車までにしておくのだ。

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タイヤが新しくなって、サンバーも喜んでいる。しかし廃タイヤが随分たまった。お金がたまってくれればありがたいのだが、他に利用する方法も思いつかないし、サンダル作っても誰も買わないだろうから、どっかのスタンドで処分してもらうしかないようだ。

 

日本ミツバチもそろそろ動きだした

猫の弥太郎は、労働の証として、月に1匹か2匹ネズミを捕まえ、人の目につく場所へ放置するのだが、最近獲物が穫れないみたいだ。そればかりか、憂鬱な日々が続いているようだ。

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餌を食べるにしても、片方の歯で食べているみたいで、前からの虫歯が悪化しているように思える。

様子を見るため、口を大きく「ニャーーン」としてもらう。

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な、な、なんと、左の犬歯というか猫だから猫歯が無くなっている。さらにその下の歯の中心が黒くなっている。これは痛いはずである。

ネットで調べると、どうも歯周病の悪化した状態みたいで、基本的にネコは虫歯にならず、当然歯が抜けたとしても、入歯の取り扱いも無いようだ。

今更歯磨きしても間に合わないが、餌に混ぜる歯の薬等もネットで沢山売ってあるので、私の少ない小遣いから買ってやることにした。

 

最近、養蜂ミツバチの巣箱の盗難が相次いでいる。厳しい冬を過ごしてきて、今から活発になる時に箱ごとミツバチを誘拐するとは、なんとも寂しい事である。

日本ミツバチは殆ど趣味の世界で飼っている人が多いので、手持ちの箱数も少なく、自宅近くでの養蜂であれば盗難の心配は無いと思う。しかし、コロナウイルスを察知したのか、今年は冬場に逃亡や消滅で相当激減している。

それでも春の花が咲く乱れるころには動きも活発になる。そんな訳で、今年新たに入居頂くため、巣箱の準備をした。

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この蜂アパートには、昨年相当な勢力で10月までは元気でいたが、西洋ミツバチの猛攻で、山に逃げてしまった。

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巣箱を開けてみると、巣は残っており、下に数枚の巣と力尽きた、数百匹のミツバチが死んでいた。逃亡した後、1週間程蜜を取りに来ていたので、そのままにしていたが、もう蜜は1滴も残っていない。この営巣を煮込んで、蜜蝋を作り蝋燭にすれば、亀山ローソクと違い情緒あるローソクができる。面倒だから、燃えるゴミで捨ててしまった。

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今残っている1個の巣箱が、最近活発になった。若い🐝も増えていて、巣群が大きくなっている。4月に入れば分蜂するので、どうしてもこの巣から1群は捕獲せねばならぬ。その捕獲に使う大事な秘密兵器が、今年も育ってない。

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ミツバチが泣いて喜ぶという「キンリョウヘン」という蘭の仲間である。

モノ作りは得意であるが、趣味の園芸はパッタリで、うまく育てられないのだ。この花を咲かせて、箱の前に置いておけば、必ず蜂は寄ってくる。そして箱が気に入ってくれれば、めでたく入居となる。

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6鉢ある中で、かろうじて1鉢だけ花芽が6個程ついている。今年はハウスの入り口に置いて、成長を早めたので4月上旬には咲くだろう。この子だけが頼りである。早くコロナが収束し、4月にはミツバチで一喜一憂したいものだ。

 

みんなの家が完成したぞ

コロナビールの販売が落ち込んでいるとの事だ。たまに買って瓶のまま飲んだりするが、癖のない飲みやすいビールである。今のウイルスのマイナスイメージで、ビールまで影響するとはメーカーとしては迷惑な話である。

以前トヨタにコロナという乗用車があった。カローラの上位車種で長い間販売されていた。今ならコロナには乗りたくないと、敬遠されてしまうのかと思ってしまう。

一日に2~3回役場からの防災無線で、マスクや手洗いの励行と集団での集まりを注意するよう放送がなされている。そんな折、公民館の新築祝いが開催された。皆、ぶつぶつ言いながらも、お祝いの2段重ね弁当が貰えることもあり、いつの間にか結構な人数が集まった。

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少しでも空気感染を控えるため、全員マスク装着で、会式は外で行われた。

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新しい公民館は機能本位で、飾りも何も無い。これで2000万円の物件である。館内は暖房が効いて暖かいのだが、引き渡しが行われるまで中に入れないので、鼻水たらして、式が始まるのを待っている。

会は相撲甚句から始まった。

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我が町出身、江戸時代の横綱で「不知火光右衛門」の地元方々によるお祝い甚句が披露される。

この公民館「みんなの家」は地震災害復興の事業で、日本財団から、県、町、区へと譲渡される。だからそれなりの来賓の方々がお祝いに来られている。

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昨日まで衆議院予算委員会で、チラチラ顔が見えていた、地元国会議員の先生もお祝いに駆け付けた。県知事にも案内したという事だが、多忙の為「くまモン」でこらえてくれとの返事だったそうだが、実は県知事よりくまモンの登場を皆心待ちにしているのだ。

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やや小雨が降ったこともあり、合羽を着たくまモンが登場をスタンバイしている。

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登場とともに今日一番の拍手がとどろいた。コロナの関係でハイタッチができないので、あの体で飛んではねて大サービスだった。カギの引き渡しや、看板の取り付けを手伝い歓声のなかダッシュで帰って行った。

式典は無事に終わったが、この後の記念講演を聞かねば2段重ね弁当がもらえない。講演はこのみんなの家を設計した、千葉学氏がわざわざ東京から駆け付けた。

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千葉学先生は、大変なお偉い方だそうで、あの建築家「安藤忠雄研究室」の助手をされていたこともあり、現在東京大学大学院の教授もされてるとの事だ。

これ位の建物であれば、近場の建築事務所でよかったものをと思ったが、おかげで耐震対策は十二分にしてあることだろう。

講演が終わった後、お待ちかねの弁当を配られた。さすがにマスクをつけていては食べることもできず、今までの用心はどこへ行ったのと思いながらもマスクは取り外し、ビールのアルコールで消毒しながら宴会へと突入した。

トイレの自動ドアを作る

熊本地震の時、ライオンが動物園から逃げ出したとデマが流れた。地震震源地から動物園までさほど離れておらず、逃げ出すことも十分考えられることなので、周辺住民の方は本当に心配された事だろう。

先日、一人暮らしの姉からLINEが送られてきた。例の、コロナウイルスの情報で、友人の薬剤師の娘さんからのだから間違いないと言っていた。文章もおかしいし「怪しいね」と言ったら、絶対間違いないとシャカリキになった。翌日すぐにデマが発覚した。次はオレオレ詐欺にかかるかもと嘆いていた。非常事態に面白半分でこのような事をする奴は本当にタチが悪い。最初にやった人間は捕まえてテレビで公開し「二度といたしません」と謝らせてもらいたい。

 有効な手段が中々見つからない、コロナウイルス対策も、新たな局面を迎えた。日本政府が反撃したのだ。「国民なるだけ皆で引きこもり作戦」である。おかげで、来週から同居している孫3人が自宅待機となる。薪を負ぶって勉強するような子供達ならばいいが、ヘッドホン被ってゲームを楽しむ子供達なので、いかにしてゲームから遠ざけるかが大変だ。せめて昼飯くらいは自分で作らせねばならぬ。

この子供達がトイレを使った後、入り口のドアをいつも中途半端に締める。何度注意しても、締めてくれないので、強制的に閉まる自動ドアを作った。

自動と言っても思い切り原始的な方法で、製作時間も30分程でできた。

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材料はこんなもので、滑車と百均で買ったミニバケツ、テグス、石ころなど我が家にあったものだ。使う道具は千枚通しとペンチだけで済む。

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ドアの内側と、入り口の壁にテグスを通すフック金具を取り付ける。

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真後ろの壁に八幡金具に滑車をぶら下げる。

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滑車の真下にミニバケツをぶら下げる。テグスは4号の透明なので、ほとんど見えない。バケツの中には重りの石を入れる。ドアの閉まり具合はこ゚の重りで調整する。

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ドアを開けると重りが上がり、手を放せば重りが下がりテグスに引かれてドアが閉まる。電子部品は一切ないが、シンプルな仕組みなので壊れずに、よく働く。滑車の音が少しうるさいが、これで小言を言わずにすむのだ。

自動ドアというより、人動ドアのほうが近いかもしれない。

 

玄関スロープを作る

熊本でも、コロナウイルス感染者がついに現れた。目に見えない得体のしれない病原菌との初めての戦いで、水際作戦も簡単に破られコロナ菌が駄々洩れ状態になっている。収まるまで、できるだけの自己防衛と、運に頼るしかない。

今週末は、地震で被災した公民館の建て替えで、新築祝いが控えている。区民はもとより、国や県、くまモン、町関係者他、沢山の人が集まる予定だ。

この状況では多分中止になるだろう。

婆さんのケガで、病院通いが多くなった。肩の骨が折れていて、つながる確率は微妙との事である。今週からリハビリが始まったので、スケジュール組んで送迎している。今まで自分で車に乗れていたのだが、乗り降りも介助が必要になり、我が家で一番座席の低い古い軽自動車を使っている。

石川啄木の作品に「たわむれに母を背負ひてそのあまり軽きに泣きて三歩あゆまず」というのがある。おぶった母の軽さに涙して、三歩もけなかったという事だが、毎回車に乗せる時、母の重さに馬鹿力が必要になる。99歳になる体のどこに身が詰まっているのかと思ってしまう。

まあ慣れれば、要領が分かって来るとは思うが、我が家の玄関にスロープを付けてなかったので、この際玄関入り口の横に簡単なモノを作る事にした。

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何やら物置になっているので、整理しエアコンの室外機も7m程パイプを延長し別の場所に移設した。

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車いすの横幅が65㎝程あるので、使うときにはギリギリではあるが、幅75㎝のスロープにした。

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スロープの部材は、丈夫で安価な足場材の4mを使うので、道糸を張り、それに沿った作りとする。

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スロープの角度が、12.4度と、ちょっと急ではあるが、板材の長さが4mしかないので、その角度で途中2か所の受けを作る。

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板の厚みが4cm程あるので、歩くとき床がへこむことは無い。

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一応雨に濡れてもいいように、ウッドデッキ塗料で塗装する。しかし表面がややツルツルしているので、雨の時転んだら本末転倒となるので、すべり止に人口芝マットを敷いた。

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なんとか滑り対策もできたので、手すりを付けることにした。

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なかなか長い手すりが無かったので、布団干し用の少し大きいステンレス物干しざおを買ってきて、艶消しの塗装をした。

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ほぼ完成したので、ネコの弥太郎に完成検査をお願いする。最近虫歯が痛く不機嫌ではあるが、一応合格を頂いた。

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人工芝生の緑が鮮やかすぎるので、グレーのスプレーで塗ってみた。それでもまだ明るいので、渇いたころもう一度塗ってみる事にする。

実際、婆さんに使ってもらったら、一人で登る事ができた。降りるときは未だ介助がいる様だが、これで階段の登り降りが楽になった。弥太郎もお腹を出して昼寝ができる。

稲荷さん祭りに珈琲のサービス

警察から電話があった。一瞬なんだろうと身構えると、法改正により、古物商許可証を持ってる者は、主たる営業所の場所を3月末までに届けなさいという内容であった。古物商許可証は10年以上前に取得したものだが、使う事もなく存在すら忘れていた。特に必要でもないが、届け出にお金はかからないので、のこのこと出かけて行った。

窓口で、生活防犯課から電話があったので、のこのこと手続きに来たことを告げると、「担当が出かけている」と言う。では書類だけでも下さいと言うと「どこにあるかわからない」と言う。「はー?」今どき役場でもこのような対応はしないが、自分の利害に関係ないので、最低聞かれたことだけ答えている。こういった警察官はしばらく民間の事業所で鍛えてやらねばならぬと思ったが、あまり居心地の良いところではないので、仕方なく担当者と連絡先を聞いて「なんてこったい」と言うような顔をして事務所を出た。

このまま空振りで帰るのはなんとも損をした気分なので、近くのホームセンターでチャボの餌を買って帰った。

チャボの新居も中々作りだせずにいるが、そのチャボ小屋の隣にシークワーサーの木がある。

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まだ50個程生っており、温暖化のせいか大きさも夏場の倍ほどあり、正月の餅の上にあるある小ミカンサイズである。

以前たけしのテレビ番組で、シークワーサーに含まれるノビチレンという物質が脳の老化を防止し、認知症の予防になるとやっていた。

実際、テレビ放映の後、沖縄のシークワーサージュースが品切れになったようだ。もう手遅れかもしれないが、とりあえずうまそうなので1個食べてみた。

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水分は5割程になっているが、夏場はカボスのような味が、たんかんに似た甘さになり、とても美味だった。今までほったらかしにしていたので、ボケ防止のためいっぱい食べる事にしよう。

 

住んでる地区の、春と秋に行われる稲荷祭りが、初午の日に開催された。7つの組の持ち回りで、今回自分達の組が担当することになった。自分たちが小学生の頃は相撲大会などあり、にぎやかなものだったが、今では受け持つ者もしり込みし、衰退の一途をたどっている。

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小さな神社で、氏子もいるわけでもなく、昔からの慣習で行事が継続されている。

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男どもは、神社の境内を掃除して、暖を取るための火を起こす。薪はそこら中にあるから、すぐに燃えだし背中はカチカチ山になって油断すると防寒服に穴が開く。

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女性陣は、おにぎりやお菓子の詰め合わせ等を作り、接待に備える。

いつも、お茶や、お神酒が出されるが、寒い時期でもあり、今回我が家の珈琲を飲んで頂いた。

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日頃農家直売所にて、Santoukan珈琲として販売し、一儲けしているのだが、地元の人達なので、焙煎したばかりの入れたてをサービスした。

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ハイライトは次回担当者選びである。神主というより、坊さんに近いような方だが、名前を書いた紙をお盆の上にのせ、新しく作った御幣で上に釣りあげる。

静電気かどうかわからないが、スーッと1個ついてきた。秋は、この人の段取りで、その組の人達が行うことになる。

参拝者は年々少なくなるが、終了後の打ち上げが盛り上がり、コミュニティ形成の役を担っている。しかし、スタッフで一番若い人は65歳であった。いやはやいつまで続くことやら。

 

洗濯前洗い場シンクを作る

テレビのトップニュースはどこを見てもコロナウイルスが流れている。それも感染拡大が止まらない。武漢では患者も医師も解決の出口が見えず泥沼状態である。武漢と言えば、三国志に出てくる楚の国の中にある。良く知られる「四面楚歌」は、敵の策略で、楚の歌を歌ったことからきている。まさに四面楚歌状態である。

しかし今のようなグローバルな世界では、そこだけにはとどまらない。特に細分化した今の経済にも大きな影響を与えるだろう。

SARSの経験から5月にピークを迎え6月に収束するのでは?との見解もあるがこのままいくと、オリンピックへの影響は避けられないだろう。

 中国ではマスクが不足しているとの事だが、ペットボトルを改造して防毒面マスクを作り、人目もはばからずつけていたのには驚いた。思わず笑ってしまったが、ガーゼで普通に作ったほうが早いのではと思ったが、何でも作ってしまう精神は中国らしい。

 

以前から作ろうと思っていたが、婆さんの介護が始まり、洗濯前に洗い流せる洗面台を作る事にした。早く作らなければならないので、見た目はともかく余っている板材などを使い早々と仕上ねばならぬ。

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エアコンの室外機の隣が空いていたので、この場所に作る事にした。

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シンクの大きさに合わせ、骨組みを作る。

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野外に設置するので、簡単に塗装をし、仮に据え付けてみる。

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さすがにシンクは陶器で作るわけにはいかず、市販の商品をつかった。

水道は保温カバーを巻いて、後ろに取り付けた。

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下水に直結するので、ニオイ対策として、S字トラップで配管する。

100分の1の勾配で、50㎜パイプで下水管に繋いだ。

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家を建てるときに、下水への入力口と、水道の取り出し口は用意していたので、露出配管ができるポリニクス2層管で簡単に接続した。

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常時使う事はないから、ゴミが入らぬよう蓋をつけた。なんともスパルタンなので、暇なときに周りを板材で覆う事にした。

嫁から何でも流せるから便利が良いとお褒めの言葉が出た。強くなった嫁に、自分も流されぬよう気を付けねばならぬ。