テレビのトップニュースはどこを見てもコロナウイルスが流れている。それも感染拡大が止まらない。武漢では患者も医師も解決の出口が見えず泥沼状態である。武漢と言えば、三国志に出てくる楚の国の中にある。良く知られる「四面楚歌」は、敵の策略で、楚の歌を歌ったことからきている。まさに四面楚歌状態である。
しかし今のようなグローバルな世界では、そこだけにはとどまらない。特に細分化した今の経済にも大きな影響を与えるだろう。
SARSの経験から5月にピークを迎え6月に収束するのでは?との見解もあるがこのままいくと、オリンピックへの影響は避けられないだろう。
中国ではマスクが不足しているとの事だが、ペットボトルを改造して防毒面マスクを作り、人目もはばからずつけていたのには驚いた。思わず笑ってしまったが、ガーゼで普通に作ったほうが早いのではと思ったが、何でも作ってしまう精神は中国らしい。
以前から作ろうと思っていたが、婆さんの介護が始まり、洗濯前に洗い流せる洗面台を作る事にした。早く作らなければならないので、見た目はともかく余っている板材などを使い早々と仕上ねばならぬ。
エアコンの室外機の隣が空いていたので、この場所に作る事にした。
シンクの大きさに合わせ、骨組みを作る。
野外に設置するので、簡単に塗装をし、仮に据え付けてみる。
さすがにシンクは陶器で作るわけにはいかず、市販の商品をつかった。
水道は保温カバーを巻いて、後ろに取り付けた。
下水に直結するので、ニオイ対策として、S字トラップで配管する。
100分の1の勾配で、50㎜パイプで下水管に繋いだ。
家を建てるときに、下水への入力口と、水道の取り出し口は用意していたので、露出配管ができるポリニクス2層管で簡単に接続した。
常時使う事はないから、ゴミが入らぬよう蓋をつけた。なんともスパルタンなので、暇なときに周りを板材で覆う事にした。
嫁から何でも流せるから便利が良いとお褒めの言葉が出た。強くなった嫁に、自分も流されぬよう気を付けねばならぬ。