もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

センターテーブルを作る

今日の熊日新聞に、陶器でスピーカーを作り特許を取った方が掲載されていた。正確には、陶器(しょうゆ瓶)の中にスピーカーを入れたものだ。

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自分もスピーカーの制作は大好物で、面白そうな素材が見つかると、いろいろ作った事がある。

スピーカーから出る音を、共鳴する箱等に入れ、いかにいい音で鳴らすかが、スピーカーづくりの楽しみである。

板材はもちろんの事、植木鉢、竹筒、自作陶器の箱、排水管等いろいろ作った。音的には孟宗竹が全体に音が広がりBGMを流すにはよかったが、やっぱり珍しさでは勝っても、メーカーが作った大型スピーカーの音にはかなわない。でもこのような記事を見ると、うずうずしてくる。今度は丸太木をくりぬいて作ろうかと思っている。

 

正月気分も終え、身も懐も寒くなる頃だが、正月客の為、ソファーの配置換えをしてみた。以前の配置より、部屋の使い勝手でいいので元に戻さず、そのまま使う事にした。しかし、センターテーブルがちんちくりんとなり、それに合わせてテーブルを作る事にした。

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今までのテーブルが、120㎝×75㎝である。

今回のテーブルは、①もう少し長く細く ②あまり重くなく(嫁が掃除するとき膝で押して移動できるもの)③上に座っても耐えられるもの、これらを満たすよう作った。

材料をそろえていたら、丁度いい塩梅のものがあった。

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以前、堀コタツを作ったときに、上のコタツ板として作ったものがあった。幅は広いが板材を一枚抜いて寄せれば丁度いい大きさになる。

脚は、市販のツーバイフォー材と、固定するブラケットを使った。もうできたようなものだ。

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板材を一度切り取り、3枚にした。長さが155cm×63cmとなった。

ブラケットは真ん中から切断し、両サイドに広げた。

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脚を組み立て、外した1枚を端材で下に取り付け棚を作った。何でも残さず使ってしまう。

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表面を軽くサンダーで削り、同じ色の水性ニスを塗る。

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脚の裏には、ずらしても絨毯を傷めないようシートを張った。

今回材料費は天板が再利用なので、2,000円かからなかった。圧さ3.4㎝の155cm×63㎝のテーブルが完成した。見た目にはその辺から拾ってきたみたいだけど、丈夫に出来たので、この上で電線音頭を踊っても壊れることは無い。