やっと梅雨があけた。大雨の恐怖は遠ざかったが、畑は雑草が伸び放題で、しばらくは草刈り作業をせねばならぬ。今からの時期は、炎天下に加え、スズメバチとの遭遇や、刈払い機の回転で、小石やムカデが飛んでくる。畑を持つ農家は大変なのだ。
長雨の影響で、嫁の畑も野菜が少なく、トマトはカラスに食われ、葉物は空心菜位で、ピーマンやコショウ、変わったカボチャ位しか収穫物はない。牛みたいに、草を食べればいいが、美味しい野菜は高騰するはずである。
今回の豪雨災害で、いつも使っている醤油会社も被災していた。ニュースでも流れていたが、会社の装備品や、醤油の樽が流れたようで、商品が作れない状況らしい。
芦北町、岩永醤油会社の「老松」で10年以上使っている。今、どこのスーパーでも品切れになっていて買うことができない。
娘夫婦が、究極の醤油をくれたが、やはり九州の醤油に比べれば、口に合わない。以前は、天草の網田にあるマルヤ醤油会社の「肥後菊」が愛用だった。近くに販売店が無く、わざわざ天草まで買いに行っていたが「老松」に変えて近くですむようになった。早く復興して欲しい。盆明けに、復旧ボランティアに申し込んでいるが、このような被害を受けた製造会社がいっぱいあるだろう。
婆さんが退院して、介護生活が始まった。足が不安定なので、車椅子を家の中でも使うようになり、家具やソファーテーブルの位置までも変更しなければならなくなった。車椅子の進入路の関係で、どうしてもソファーの向きを反対にしなければならず、メインのテレビが背中向けになってしまった。そんなわけで、大型のテレビは自分たちの部屋に引っ越しして、事務所で見ていたテレビを壁にぶら下げる事にした。
横幅90cm位迄で、後ろにドアがあるので、それに当たらないようにしなければならない。
板材を加工し、テレビ金具を付ける。社外品の金具で2500円位でアマゾンに頼めば、喜んで送ってくる。テレビの重さが15キロ程度で、金具は60キロの重さに耐えられる。メーカー純正品は2万5千円もする。確かに丈夫ではあるが、便所の100Wと同じで無駄な作りである。汎用品であれば、10分の一で買えてしまう。
いい塩梅に付いた。このようなものは見た目を気にしてはイケナイ。
テレビをひっかける。パナの42インチで、丁度収まった。
アンテナと電源をひいてくる。録画の為のHDDが置けそうだから、後でつけることにする。
早速映してみる。おーっ丁度「エイラク」が放送されているではないか。なかなかいいぞー。これで、横のスロープから侵入した車椅子は、このテレビの横を通り、婆さんの部屋へスムーズにいくことができる。