もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

郵便受けを作る

お騒がせ一件落着

逃走中のアミメニシキヘビがやっと捕獲された。毒は無いといったものの、3m程もある蛇に出くわせたら1ヶ月は夢に出てくる。捜査隊は腰が引けながらも何日もアパート周辺を大掛かりに捜索していたみたいだが、その手の専門家は近場に潜んでいると言っていた。人の考え方からすれば、周りは川あり、林ありの絶好の隠れ場所があるので、そちらに逃げそうなものだが、東南アジアの暖かい所に住んでいるアミメさんとしては、暖かい部屋の中に隠れたほうが快適で安全である。結局逃げた部屋の屋根裏に隠れていた。TBSの情報番組で、へびさんはホームステイを守っていたそうである。思わず「座布団2枚」と言ってやった。

活躍できなかった杏酒

梅雨入りが早すぎて、樋の掃除や畑の水路掃除など準備が間に合わず、一部大水が畑に浸入してしまった。この先ずっと長く梅雨が続くのか心配である。それでも隣の庭には「ニオイバンマツリ」が花盛りになった。

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この鮮やかな花の隣に杏子の木があり毎年たわわに実をつける。今年は梅雨の洗礼を受けながらも、変わらず大きな実をつけている。

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持ち主は隣であるが、自由にちぎっていいと言われているので、去年の今頃杏酒を作った。レシピ通りに作り、3か月程経ってから飲んでみた。期待に反してゲロマズだった。

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結局盃1杯程飲んだだけでお蔵入りとなった。1年ぶりに引っ張りだしたが、飲む気がしない。もともと飲めないタイプで缶ビール飲んだだけで、鬼ヶ島の赤鬼のような顔になる。しかし、ビールは好きで銀河高原ビールや、キリンのハートランドは特にうまい。このよどんだ杏酒には未練もないので、捨ててもいいのだが、もったいないので来年のスズメバチトラップの材料にしよう。 

郵便受けをつくる

雨の中、郵便配達さんが来た。郵便受けに入れた後すぐに取ったのだが、大事な書類が雨で少し破れていてべとべとだった。ここ数年何度か郵便局のあきれた 対応があった。ひどかったのは年賀状の住所間違いでハガキが返ってきた。この住所はありませんとゴム印が押されていた。発送先相手に確認するも、住所の間違いは無いという。郵便局に問い合わせると、配達した者の間違いで、そのハガキを窓口に持ってくれば新しいハガキと交換するといわれた。何の理屈か解らないが、ハガキを取りに来て再配すればいいだけの話だが何とも首をかしげる。他にも3件ほどあるが、対応にあきれるので相手にしないことにしている。そんなわけで、古くなった郵便受けを雨から守るため、新しい郵便受けを作る事にした。

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これは以前廃材で作ったもので、前面からの雨の進入と、箱のサイズが小さいので、今回は二回り程大きなものを作る。

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材料は勿論その辺の廃材やら部品やらである。我が家に眠る板材は灰になるまで主人に尽くさなければならない。

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外枠を作り、オプションを考える。取っ手、文字入れ、のぞき窓、そして最後に塗装をしつらえる。

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屋根の部分が少し狭かったので、雨が進入しそうである。屋根を変えるのも面倒だから、板をつぎ足し設置した。

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なんか物足りない。そうだハトポッポがいない。中が丸見えである。

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この木彫りは前のポストから頑張っているので、ポッポの色もあせているが、樫の木の枝に留まらせてやった。これで、雨の日に慌てて郵便物を取りにいかなくてもそんなに濡れる心配はないだろう。