もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

季節外れのバーベキュー台を作る

TSMC進出で周辺が変わる

ウクライナ問題が進展しない中、今イスラエルパレスチナが大変な状態である。多くの一般人、子供・病人が紛争により犠牲になっている。お互いの大義名分で停戦はおろかますます戦いは拡大している。それぞれの民族が人の救済のための絶対神を持ちながら、人の悪行を制止できない。人の英知もここまでだろうか?一般市民は隣人と仲良く穏やかに暮らすだけで良いのだが、悪いほう悪いほうへと進んでいる。中国も近年あやしい雰囲気になってきている。東シナ海や台湾問題などかさねて心配である。

経済の起爆剤になると大きな期待を寄せる台湾企業が、世界1の半導体製造技術を持ち隣町に進出してきた。工場の外観はほぼ完成しつつあり、これから内部装置の建設が始まる。

工場の表記はTSMCになるかと思いきや、玄関入り口には、Jasmとある。会社の出資比率は判らないが、TSMCとSONYデンソーが主な出資先で、Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社が正式名称みたいだ。

すでに関連企業が36社程周辺に出来るようで、背広を着た人たちが山の中を歩き回り土地を探している。働く人についても不足する事が予測され、関連会社も含め多くの人材が必要になる。面白そうな会社であれば雇ってくれるなら務めてもいいが、自分の体がすでに半導体みたいになっているので邪魔にしかならないだろう。今から交通インフラの整備も急ピッチで行われる。

 

甘藷の収穫

東北や北海道ではクマの被害が多発している。今まではヒトをやや恐れていたように思うが人をわざわざ襲うようになってきた。どうせならパンダみたいにおとなしくササや竹が主食であれば、そんなに警戒する事もないだろうが、これからは、クマ撃退用の道具を携帯し、時には反撃し難を逃れる術を会得しなければならなくなる。

こちらでは、今年イノシシさんに随分いじめられたが、荒らされた甘藷畑の収穫を行った。

案の定、ツルや葉っぱはそこそこ茂っているが、ほとんど根が入っておらず去年の1~2割程の収量であった。

イノシシからの難を逃れなんとか根が入っていても、形や品質がわるく、信楽焼のタヌキの置物に付いているようなものばかりで、人様に差し上げるような上品なものは皆無であった。まあ今年の出来は仕方が無いので、イノシシ被害で学習した経験を活かし、来年は早くから対策を練る事にしよう。

 

家賃を頂く

本来10月中旬頃ハチミツ回収の予定だったが、いろいろとあって11月にずれ込んでしまった。早すぎても糖度が低く発酵したりするので、遅い分少しだけ採蜜すれば冬に備えて蜂さんにとってもいいだろう。

4段ある巣箱の一番上をワイヤーで切り取り家賃として頂く。1号棟はきれいなハチミツが詰まっており、糖度78~80度でこのまま瓶詰め出来るほどだ。我が巣を守りたいハチさんには悪いが、この後ブロワーで巣の近くまでハチを吹き飛ばす。

この調子で2号棟を回収したらタラバガニの甲羅みたいに軽い。肝心の蜜の量が少ないのだ。よくみると蜜の貯蔵施設の蓋は殆ど閉まっておらず、空っぽの所もある。冬に備えて貯蜜する蜜をキリギリスみたいに早めに舐めてしまったのだろうか?

同じ巣箱でも、働きバチの実績は4~5倍は違う。民間の会社であればハチミツの工場長は寒い所へ左遷されるところだ。蜜の少ない原因はよくわからないが、これ以上この巣から取ると冬場の食料が心配なので、次の3号棟の業績を見る。

なんときれいに蓄えられている。ハチだけに8列の巣で出来ている。ここにはハチの匠の神がいた。糖度も78~80位ある。

夏場の暑い時期にしっかりと羽根で空気を送り、糖度を上げたハチミツの貯蔵室は隙間が無い程、蜜蝋で蓋がされている。いい仕事をしてます。アッパレを上げて下さい。

最後の4号棟は最初から期待してなかったが、やはりタラバガニのカニミソ状態で蜜の量も少なく品質も良くなかった。

この後時間をかけてハチミツが巣から流れ落ちるのを待ってハチミツを回収する。今年はもう少し糖度を上げてから瓶詰の予定である。完成までもう少し時間が掛かりそうだ。

バーベキュー台を作る

毎年夏になれば孫たちが集まるので、野外でバーベキューを楽しんでた。丁度手ごろなパレットが余っていたので、シーズン前に作っておこうと計画していたのだが、ピザ料理に変更になりバーベキュー台は作りかけのままだった。

どうも作りかけではいつまでも帳面が消えないので、今年は使う事もないが完成させておく事にした。

ドラム缶半分位のバーベキューコンロを台の真ん中における用にするだけだから大した作業では無い。とりあえずパレットを分解して足や耐熱部分の部材をそろえる。

コンロが触れる横の部分と中の枠の所に鉄板を入れる。台の大きさは115㎝の正方形である。

上からコンロを乗せるだけで、10人位は利用できる。丁度中に収まったので、コンロの乗せる部分の補強と、周りを塗装すれば完成である。これで来年はいつでも出勤できる。

このまま置いておいても邪魔になるだけだから、上からコンパネでビス止めした。作業台も今の所間に合っているが、普段は予備の作業台として使う事にしよう。

これで長い事待たせた倉庫の壁張替工事に移る事ができる。

 

毎日の戦争のニュースはつらいものばかりだが、現状では平和へ向かう事を願うだけしか自分達にはできない。とりあえず停戦だけでも早期実現を。