もう日が暮れたよ山頭館

気が付けば色々なものを作り自分で適当に満足してきた。これからも隙をみてはモノを作る。これはモノ好きの記録なのだ。

魚の骨が喉にささった

スッキリしない表現に、「奥歯にものが閊えたような」という言い方をしたりするが、魚の骨が喉につかえたときは何倍も気持ちが悪い。まして何かを飲み込むたびに、ちくちく痛い。今まで何回かつかえそうになったが、何とか乗り切ってきた。

今回は夕食のサバの味噌煮を食べてるときに引っかかった。違和感を感じたのですぐに出そうとしたが、あれよあれよという間に勝手に奥にすすみ右側の喉に刺さった。

 あがあがともがいていると、嫁がすぐに病院へつれて行くという。看護士をしていたので、何かあるとすぐに病院へ連れて行こうとする。ネットでどこが診てくれるか調べるように命が下ったが、魚の骨、喉に刺さる、取り出し方法と検索した。

うがいやごはんの飲み込み、足のツボを押さえるなどあったが、最後は病院行きを進めてくる。

この年になり、大きな口を開け、間抜けな口の中を見せるのはどうしても避けたいので、うがい方法でガラガラ泡作戦で取ろうとしたが、いくらやっても結果は変わらず、刺さったままの喉はなにか飲み込むたびに、ちくちくと痛んだ。

 嫁が脅かすように、どうするの?と言ってきたが、考えてみると、魚の骨が喉につかえて死んだ話は聞いたことがない。

たぶんしばらく我慢すれば唾液で骨が解け、胃の中にスルリと落ち、胃液で完全に溶かされるのではないかと思う。

一晩気持ちが悪いが、翌朝まで我慢して骨との戦いに臨んだ。

翌朝思った通り、骨の違和感はなくなっており、完全に骨との戦いに勝ってしまった。

 すっかり気分を良くし、朝から気になっていた「タケノコ」を掘ることにした。

竹林は隣の家のものだが、タケノコは我が家の土地に生えてくる。なかなかありがたいシステムだ。

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昨日確認した時より、結構大きくなっている。今の時期は1日で4cm位は伸びるようだ。

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せめてこれ位の大きさが軟らかくて美味しい。

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結局10分くらいでタケノコからタケノ親みたいな大きさのものを掘り出した。
もう少し早い時期であれば人におすそ分けしても喜ばれるが、ありがた迷惑されそうなので、柔らかい部分だけを湯がいて食べることにした。