昨日まで秋晴れが続いていたが、今日は台風の影響で午後から雨風が強く、今後の進路が心配される。活火山の阿蘇山も最近火山灰を含んだ噴煙を大量に噴出していて、風向きにより、車の天井はヨナでざらざらしている。
早いもので、熊本地震から3年半程経つ。水や電気に苦労したことを思い出す。何よりもその後の余震の多さに体が条件反射で、ユラッとしただけで、外へ逃げ出す構えを取っていた。ニュースで見ると、先の台風で千葉県に大きな被害が出ている様だが、ライフラインの未復旧の中、それぞれの地域で大変な苦労をされてる事だろう。
こんな大変な時も必ずいるのが、詐欺に泥棒である。熊本でもボランティアと称して日中堂々とワゴン車に家財品を詰め込み、窃盗を働いた者がいた。人が困り果てているのに、このような悪さをする奴は、スーパーのセールではないが、通常の罪状のポイント5倍、さらに被害額に応じてポイント上乗せ、本人写真のテレビ公開、しばらくの間、不便な無人島送りなど、「二度としません」というような、罰を与えてやりたい。日本人のよさは、こんな時、困っている人には、手を差し伸べ、助け合える人達なのだ。
さて、、9月も後半になったが、ずいぶん昔から通っていた、珈琲喫茶の「サンホセ」が閉店することになった。結構常連のお客様が多く、自分達も開店当初からの行きつけで、外食で当てのないときはこの店で収まっていた。
開店当時の40年ほど前は、近くに「神戸生糸」というストッキングを作る大きな会社があり、若い社員も大くいた。隣に、くるくる寿司やバッティングセンターなどもできたが、今は皆、跡形もない。
ここのランチで一番食べたのが、納豆スパゲッティである。やや味が薄めで、特別な特徴がある訳では無いが、美味しいのだ。
この日は7人で予約して、もう食べられないメニューをそれぞれに、いろいろと注文した。
ここには、菓子屋さんも併設しており、我が家の誕生日会では、チョコレートケーキをよく注文する。
オーナーさんよると、長い間頑張ってきたが、年には勝てない的な感じであった。そうだろう43年前はボウリングが全盛時代で、テレビの受信機も真空管とトランジスターのハイブリッドの時代だった。あれから40年、環境は随分変わった。
お店はすでに売りに出されている。結構なお値段である。我が「山頭館」珈琲では、入り口のレンガ位しか買う力はないが、また美味しい珈琲屋さんが入ってくれればありがたい。
サンホセのスタッフの皆さん長い間お疲れさまでした。美味しい料理ありがとう。