内科クリニックに行く。
家庭での暖房の主流はエアコンと思うが、昔はコタツが一般的で、家族そろってミカンを剥きながらテレビを見るのが一つの楽しみでもあった。自分の部屋にも電気コタツを置いていて、クッションを背にコタツの中から首だけをだして録画したBS放送の「明蘭」を見るのが今の楽しみである。ところが、コタツの中で丸まっていても、左の足首付近がサロンパスを貼ったような寒さがする。コタツの真ん中においても冷たく感じるのだ。2日しても治らないので、ネットで調べたら恐ろしい事が書いてあった。足の血管に血栓ができて詰まっていて、血流が悪くなっている場合、血栓は頭に飛んだりして、脳梗塞や、心筋梗塞の原因になる事もあるので、早く病院を受診したほうが良いと書いてある。正月からの腰痛が治りかけているのにまた一つ心配事が増えてしまった。でも何かのメッセージだろうし、病気にはなりたくないので、その手の専門の病院で見てもらうことにした。
熊本市内の内科クリニックではあるが、イケアの展示場みたいである。あまりの外観に入り口を間違え、隣りの薬局に車を止めてしまった。コロナの事もあり、今の時期の病院など出来れば遠慮したいのだが、さすがにコロナ対策は十分にとられているようで、中の待合室はまばらに人が座っていた。お医者様が3人いらっしゃるので、待ち時間は少ないだろうと思ったが、実は大繁盛のクリニックで、車の中の待機組や予約組が潜んでいて、9時受付の12時30分に診察、検査が始まり、終わったのは13時30分だった。検査は両腕と両足首の血圧測定と、血管年齢測定が同時に行われた。腕の圧迫はそうでもないが、足首のほうは、万力で絞めてるかのように痛い。診察台の上で仰向けになり、装置をセットする。干からびたスルメイカみたいにじっと動かず緊張していると、測定途中で看護師の方が「あれーおかしいゾ」と言い出した。こっちはナーバスになっているのに「そんなことを言うか」とびびっていたら、「あっ線が1本外れてるこんなこともあるんだー」「よしOK最初から行きますー」おおお願いしマンモス。
結局検査数値は異常なかったようで、日頃なるべく歩いてください。これ以上の精密検査はいらないでしょうと言われた。ほっとしたのか、病院から帰る時は、足のひえひえは半分以上良くなっていた。
ブランコを作る。
1歳7か月になる孫が、最近ブランコに乗りたがる。公園で乗った事があるのか、我が家に気てブリンコ、ブリンコと言う。まだ小さいので、ブランコに一人で乗って後ろにひっくり返りでもしたら心配である。それでも、ジジとしては点数を稼がなければならないので、一人で乗れるブランコを作る事にした。
軽トラ置き場の横にスペースがあるので、この辺りに取り付けて、いつでも取り外せるようにする。頭の中で完成品をイメージし、ホームセンターで材料を物色した。
座るところが板では、後ろに落ちるので、体を包むように箱を作ろうと思っていたら、肥料の散布桶が丁度良い大きさと形で売ってあった。強度も20㎏はいけそうだったので、これを上から吊るせばもうできたようなものだ。材料はベルトロープが自宅にあったので、2800円程度で済んだ。
落ちたら困るので、やや大きめのボルトネジで固定する。鎖はいつでも取外し可能だ。
上からぶら下げて様子をみる。横にぶれないように、上部を広げて取り付けた。下がコンクリートなので、遊ぶときは、キャンプシートを敷くことにする。
体が丁度収まるように、前面にしるしをいれて、サンダーで加工する。
グリーンの綿テープが手元になかったので、ちょっと見苦しいが、茶色のテープで、切り口を滑らかにする。
ほぼ完成したので、肉球建築士の弥太郎に強度を検査してもらう。検査料はお約束のチュールが待っている。
日曜日にブリンコ、ブリンコを連呼しながら孫が遊びに来た。
丁度いい塩梅に座れるし、一人で乗っても落ちることは無いだろう。しばらくはご満悦で、遊んでいた。この横に、以前作ったすべり台があり、2つの遊具は完成した。次の遊具は、暖かくなってから、砂場を作る事にしよう。