ミャンマーが軍事クーデター
ミャンマーが大変な事になっている。軍が丸腰のデモ隊に発砲し、毎日犠牲者が出ている。随分前になるが、父が太平洋戦争中にビルマのラングーン今のヤンゴンの航空隊に4年程居た。もう早くに亡くなったが、子供の時に何度が戦時中の話を聞いたことがある。マラリアにもかかり大変な目に合ったそうだが、古都マンダレーにもう一度行ってみたいと話をしていたのを思い出す。そんなわけで、何かと気になる国であり、今の世にあんな形で政権を奪うなんて考えられない。国連が強く介入して早く民主主義が復活し生活が安定して欲しい。
コガネムシの異常発生
庭の芝生に大きいハエみたいなものが沢山いる。ハエにしてはせわしなくモゾモゾしている。よくみるとコガネムシのようだ。
コガネムシでなくて、カネのムシが異常発生してくれれば大歓迎だが、我が家ではカネのムシが絶滅しそうになっている。コガネムシは害虫とされており、野菜や花の芽を食べたりするが、芝生の上だから特に悪さはしないと思うが、番猫の弥太郎に排除を命じたが、とんと為にならない。
このネコは大きな腹を抱えていて、何故か仰向けに寝るのが好きで、パンツの一つでも買ってやらねばならないようだ。この後何日かでコガネムシは自然と少なくなったが、これも環境の変化だろうか。
ハチマンションがらがら
我が家のミツバチも分蜂時期を迎え、若いハチさんがせわしなく飛んでいる。今まで第1分蜂群がほとんど山へ逃げられている。もともと山の住民なので仕方が無いが、種の保存の本能で、血縁が濃くならないように、長く居ついた蜂群は遠くへ行きたがるようだ。
最近、東京のあひるの市に住んでいる甥が日本ミツバチを飼い始めたらしく、すでに第一分蜂のミツバチを捕獲し、左ウチワで喜んでいる様だ。そのうち野生ミツバチの奥の深さに翻弄される事だろう。
巣群の勢力にもよるが、大体3回位は分かれるので、蜂数の多い第1群を今年こそは逃がさないよう止まり木を整備してわくわくしていた。
止まり木は2カ所に設置し、今まで何度か止まった柿の木も選定し、準備万端とした。
寝ずの番をしていたわけでは無いのだが、天気の良い日の昼過ぎに分蜂を開始した。たくさんの雄バチも混じっている。捕獲網を抱え右往左往していると、渦巻くように旋回し、止まり木をしり目に上昇し、魔の楠木に集まり始めた。ここの木の高さが、約10m程あり、ここにとまれば絶望で、30分程してから東の方に去っていく。今まで何度泣かされた事か。
願いむなしく、お決まりの高い所の枝にぶら下がった。このまま別れを告げるのもシャクだから、枯れた妄想竹を2本継いで、さらに捕獲網を付け10m程の長さの捕獲機を作った。飲みすぎたヨッパライみたいにヨタヨタとしながら捕獲網を持ち上げ、やっとの思いで捕獲を試みたのだが、竹が腐っていて、何本かに折れて上から降ってきた。人に見られたら、笑われるシーンである。そうこうしているうちに蜂球はばらけて、しらけ鳥ではないが東の空へ飛んで行った。
現在ハチマンションは6棟空きがありいつでも入居可能だが、今年は「キンリョウヘン」の花が咲いておらず、マンションの内覧会にも参加が無かった。その話を近くのハチおじさんに話していたら、すぐに咲いているキンリョウヘンを2鉢貸してくれた。
キンリョウヘンの効果は的面で、1時間もせずに、偵察バチがやってきた。来週には2回目の分蜂が始まるので、今度こそ捕獲せねばならぬ。